【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属 (ページ35)

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第34話もったいない男ページ35

「今回はもったいない男という恐ろしい話じゃ。

食べ物を残した者の前に現れては、

"もったいな～い"と囁くこの男…」

「ひょっとしたら、お主の前にも……」

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NOside

アキノリ「…おお！」

アキノリが事務所に入ると、
ナツメ達はパソコンの前に集まっていた。

ナツメ「この書き込みとか気にならない？」

トウマ「ああ。興味深い意見だね…」

A「わぁ、すごい…！」

アキノリ「いいじゃんいいじゃん！漸く三人にも、
妖怪探偵団としてのやる気が芽生えてきたんだなぁ！

で、どんな怪奇案件をチェックして…」

アキノリが嬉々としてパソコンを覗き込むと…

アキノリ「って、なんだよこれは！」

トウマ「ラーメン店のレビューサイトだけど」

アキノリ「お、これはなかなか…じゃなくて！

食い物の話をするならこっちにしてくれ！」

アキノリがうすらぬらを開いて調べると、
そこにはもったいない男という書き込みがあった。

トウマ「【もったいない男】？」

アキノリ「そう。最近こいつに関する書き込みが
増えてるんだよ」

ナツメ「どんな奴なの？」

アキノリ「食べ物を残した子供の前に現れて、

"もったいな～い"と言って取り憑き、

子供から食欲を奪い…体の弱った子供はそのまま
痩せ細って死んでしまうと言われている…！」

ナツメ「痩せ細って、ね…」

「ハッハッハー！」

ナツメが呆れていると、
突然笑い声が聞こえてきた。

ケースケ「またそんなありもしない話で盛り上がってるの～？」

その声の主はケースケだった。

ナツメ「来てたの？ケースケ」

A「いらっしゃい」

アキノリ「これで妖怪探偵団、全員集合だな！」

ケースケ「え…あ、いやいやいや！オレそんなのに
入った覚えないし！」

アキノリ「さぁ、皆で一緒にもったいない男の正体を考えよう！」

ケースケ「えぇ…」