【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属 (ページ30)

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第29話ページ30

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トウマ「変身能力か…！それならこっちも…」

トウマはポケットに手を入れ、
妖怪ウォッチオーガを取り出した。

トウマ「妖怪ウォッチオーガ！

憑依、幻魔…五右衛門！

我に力を！」

そう叫びながらベゼルを回す。

零時五右衛門

トウマの瞳が淡い赤色に光り、
飛び出した時計の中心を押すと…

五右衛門「五右衛門！見参ッ！」

風呂敷のようなものに包まれ、
そこから五右衛門が現れた。

ケースケ「な、何あれ…！？」

アキノリ「妖怪ウォッチオーガだ！」

ケースケ「妖怪ウォッチモモンガ…？」

A「ガしか合ってない！？」

ナツメ「オーガ！」

アキノリ「妖怪ウォッチオーガは、合わせる時間に
よって召喚できる上位妖怪…

"幻魔"を自分に憑依させることのできるウォッチなんだ」

五右衛門「えいやぁぁっ！」

バーニングドラゴン「グアアウゥッ！」

五右衛門はバーニングドラゴンを切りつけるが、
まるで手応えが無かった。

五右衛門「ぬっ…」

何度も何度も攻撃をするが、結果は変わらない。

五右衛門「なんだ、この感触は…？」

アキノリ「攻撃が効いてない！？」

ケースケ「えぇ…！？」

A「あれじゃあ、まるで…！」

ナツメ「！そうか…」

ナツメ「トウマ！あいつの周りの煙を吹き飛ばして！」

何かに気付いたナツメは、トウマに指示を出した。

五右衛門「うむ…！」

それを受けた五右衛門は言う通りに、
バーニングドラゴンの周囲にあるモヤを吹き飛ばした。

すると…

ケースケ「…あれ？」

アキノリ「なんか、迫力が一気に失せたような…」

A「もしかして、風船…？」

その間に五右衛門が再び切りつけるが…
やはり手応えはなく、受け流されてしまう。

ナツメ「Aの言う通り、あのバーニングドラゴンはバルーン…つまり、風船と同じなのよ！

剣で切りつけてもダメージは無いわ！」

五右衛門「そういうことなら…」

五右衛門の憑依が解け、トウマは再び変身をする。

トウマ「憑依、幻魔…義経！

我に力を！」

陸時義経

義経「義経、参上」