【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属 (ページ26)

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第25話ページ26

NOside

ジョージ「怖かった…

あんな怖い思いは二度としたくない…！」

それを見たアキノリとトウマは、
アイコンタクトを取るように無言で頷き合う。

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トウマ「【雄叫びの略奪魔レッドヘッド】か…

一体、どんな奴なんだろう？」

アキノリ「そうだなぁ…

レアカードを手にできないまま亡くなった少年の霊
で、

赤い帽子の下は怨念に満ちた骸骨だとか…」

ナツメ「そ、それはかなり怖いかも…」

トウマ「あるいは…

カードゲームを辞めさせたいお母さんの霊が、

少年に取り憑いてカードを食いつくそうとしているとか…」

ナツメ「よ、妖怪って言うより悪霊ってイメージなんですけど…」

A「確かに…」

アキノリ「とにかく、どういう奴にせよ…
俺達でなんとかしないと！」

3人「うん！」

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NOside

ケースケ「妖怪なんて～ゆ・め・さ～♪」

ケースケ「そ～ん～な～の～いな～いよ～♪」

ケースケは歌いながらカードを見る。
そこに…

「…おい」

ケースケ「っ！？」

ケースケの背後には、
略奪魔レッドヘッドが立っていた。

レッドヘッド「そこの、お前…」

ケースケ「ひっ…」

レッドヘッド「…こっち見ろ」

レッドヘッドにそう言われ、
ケースケは恐る恐る後ろを向いた。

ケースケ「！…れ、レッドヘッド……！？」

レッドヘッドの首が不気味に傾き、ニヤリと笑う。

レッドヘッド「遊ぼうぜ～…？」

ケースケ「ッ…！うわああぁぁぁぁっ！！」

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NOside

アキノリ「うーん…レッドヘッド、どうやって探そうか？」

トウマ「しかし、ジョージ君の話は驚いたな…

まさかあのバーニングドラゴンのカードを
持っている奴がいたなんて……」

ナツメ「そこで驚いちゃう！？」

アキノリ「怪奇現象の方がよっぽどビックリだろうが！」

トウマ「確かにそれもそこそこビックリだけど…」

アキノリ「そこそこかよ！」

トウマ「バーニングドラゴンは、レア中のレアカードで…

プレミア価格が100万はすると言われているんだ」

アキノリ「マジ！？」

ナツメ「そんなに？」

A「よっぽど価値の高いものなんだね…」