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1人目。 ページ2

_____私は…
目の前の光景に違和感を覚えていた。





「貴方達は…誰?」




私の瞳に映るのは、楽しそうに何かをする6人の人影。



____しかし、その全員からどことなくつまらなそうな感情も見て取れる。








人間は…矛盾しているのだ。







「貴方も、混ざりますか?」



「ぇ…?」





水色の少年が私の前で立ち止まる。



その少年は、突然目の前に現れたかと思うと、何を考えているのか掴めない瞳で私を見つめているのだ。





「わ、私は…人間じゃないよ…?」


「…そんなこと、関係ありません。
一緒にバスケが出来れば、僕はそれで」


「君は…私が人間じゃないことを怖がらないの…?気持ち悪いとか、言わないの…?」


「…不思議な人ですね。
貴方も、僕と同じ人の形をしているじゃないですか。

それに言葉も通じている。他に何が必要ですか?」




そうして微笑む少年は_____

私を、受け入れてくれる唯一の人間のような気がしていた。




「そっか。
…君みたいな人にもっと速く出会えていたのなら、もっと違う生を生きていたのかも、ね」






私も_____彼らと同じ"人間"だったなら。
もっと…もっと楽しめたのかも知れない。







「…何やってんスか?速く戻って来て下さいッス!」


「あと五回シュートぶち込んでやんねーと気が済まねぇー!!」


「煩いのだよ。少しは黙れ」


「てか、皆どんだけやる気なわけー?」


「この試合、勝ったものには僕から賞品をくれてやろう」


「俄然やる気出てきたぁ!!」





遠くで何やら騒いでいる人達。


私には彼らが____眩しく見えてならなかった。








人間は_____こんなに優しかったか…?

私を迫害した者たちは…もっと愚かで、哀れではなかったのか…?





_______私には、わからない。






「…行きましょう、Aさん」






そう言って私の腕を引く少年は___



________優しい瞳で私を見つめていた。

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黒ウサギ - ハーイ(*´▽`*)楽しみにしていますねっ☆ (2014年11月1日 22時) (レス) id: 630c907ecf (このIDを非表示/違反報告)
みなみな(プロフ) - 黒ウサギさん» ありがとうございます(´∀`*)是非是非、これからもよろしくお願いします(`・ω・´)キリッ (2014年11月1日 1時) (レス) id: 0af48c629f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ - お話いつも読ませて貰ってます(^○^)続きが気になって仕方がありません;^)更新楽しみにしています(≧∇≦*) (2014年11月1日 0時) (レス) id: 630c907ecf (このIDを非表示/違反報告)
みなみな(プロフ) - 心縷々さん» えーと…私は心縷々さんの作品を読んだことが無いのでアドバイスというより、自分が気をつけていることを言いますけど…一先ず、私は裏設定を大量に作っていたりしますね。物語の中では語られることの無い物語…そういうものが人を惹きつける魅力だと思うのです (2014年9月2日 17時) (レス) id: 0af48c629f (このIDを非表示/違反報告)
心縷々(プロフ) - あの、お願いがあります。私はホラーを書いているのですが、この小説は私の書けないなんか難しい展開が上手いと思いまして…。厚かましいのですが、アドバイスとかもらえませんか?お願いします!作者名はこのままなので…。 (2014年9月2日 16時) (レス) id: 2c93f684a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みなみな | 作成日時:2014年8月31日 18時

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