三十五話 ページ37
「A、契約終了だ」
「は...?」
「お前は島に帰れ」
「ロドリゴはっ...?」
「こいつは宮殿まで来てもらう」
少女は船長に殴りかかろうとするも
片手で止められる
怒りに燃える少女はタガーを投げ
人魚の縄を切った
途端、床に押さえつけられる
「誰がこんなことしていいって言った?」
「嫌だ、ロドリゴと一緒にいるんだ!」
「A...」
それでも暴れる少女に人魚はこう伝える
「俺は大丈夫やから、戻り?」
「嫌だ嫌だ嫌だあああ!」
「A」
人魚に名前を呼ばれ上を向く少女
人魚は少女にキスをし、抱きしめた
「俺やって、一緒に居たい」
「なら、なんで...」
「ぎょーさん守られたもん、今度は俺の番や」
唖然とする少女にネックレスが返され
船から降ろされた
短い、短い航海だった
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
え、ここでハンカチ足りないとか
流石にないですよね...?(焦)
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
守宮烏(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます^ ^ (2020年6月13日 5時) (レス) id: 1296702c2e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - 良いですね!可愛いです! (2020年6月12日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:守宮烏 | 作成日時:2020年5月3日 21時