106.甘え ページ9
それからは怒涛の日々だった。
皆に報告した次の日にマサイくんと一緒に事務所に報告しに行った。
何言われるかビクビクしたけど、受け入れてくれたし、祝福してくれた。
事務所よりも心配だったのは視聴者さんへの報告。
2人で報告動画を撮って、投稿した。
炎上と登録者数の激減は覚悟の上だった。
けど、それも杞憂に終わった。
何故か報告動画のコメント欄は祝福の言葉でいっぱい。
批判のコメントもない訳ではなかったけど、私がFischer'sに加入した時と比べると明らかに少ない。
“お似合い”の言葉がかなりの数。
こうして私とマサイくんは(多分)ウオタミさん公認のカップルになった。
「ただいま」
マサイ「おかえり」
そう挨拶はしてるけど別に一緒に住んでる訳じゃない。
お互いの家行き来しすぎて半同棲状態にはなってるけど。
1人の時間ももちろんあるけど、2人でいる時間の方が長いんじゃないかってくらい。
シルクくんにはもう一緒に住めばいいんじゃねって言われた。
「マサイくん〜」
マサイ「はーい」
「頭撫でて」
マサイ「何かあった？」
「んー、ちょっと疲れてさぁ…今日名古屋と京都と大阪回ったから」
マサイ「今日だけで！？」
「そー、さっき飛行機で大阪から帰ってきた」
マサイ「そっか、お疲れ」
「うん」
マサイくんに頭撫でられてると落ち着く。
けど特に疲れてる今はそれだけじゃ満足できない訳で。
「ぎゅーもして？」
マサイ「…ん、おいで」
両手を広げたマサイくんの胸に飛び付く。
えっへへ、マサイくんの匂い(((
マサイ「今日はまた随分甘えただね」
「そう？」
マサイ「うん。こうしてみるとAって妹なんだなぁって思う」
「何それ」
普段そんなに“妹”感ないか。
まあ昔から姉ちゃんに甘えてた訳じゃないから仕方ないのかな。
暫くぎゅーってして、満足してから体を離した。
マサイ「風呂沸いてるよ。入っといで」
「ありがと」
お言葉に甘えてお風呂に入ることに。
下着と着替えを持ってお風呂場に向かった。
30分してお風呂を出て、ちゃんと髪を乾かしてからリビングに行った。
座椅子に座ってたマサイくんはアイスを食べてる。
マサイ「冷凍庫の中にあるアイス好きなの食べていいよ」
「やった」
バニラアイスを選んで頬張ってるとマサイくんの真剣な声がした。
マサイ「…あのさ、一緒に住まない？」
アイス吹き出しそうになったのは仕方ないと思う。
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瀧(プロフ) - wwwさん» ありがとうございます！！これからも駄作者にお付き合いしてください…！！ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - 瀧さん» ほんとですか？！嬉しいいいいい！私頑張ります！！そしてまたこれからも星を押しつ図けます！！！ (2019年6月18日 22時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 気分転換にしてくださってるなんて嬉しいです！英検準2級までいくと難しくなりますよね。次こそ受かりますよ！応援してます！！d(^_^o) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - この小説見て気分転換！英検準２級落ちたんです・・・しかも三回目 (2019年6月17日 16時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - 弥生さん» ありがとうございます！そう言っていただけると書いてる甲斐があります(//∇//) (2019年6月15日 1時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月1日 2時
