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「あ、本当にいますね。じゃあ俺は保護にまわります」
「菊地原、行くぞ」
「はーい」
一般人の保護は歌川、トリオン兵の始末は風間さん僕とでやるみたいだ。
[あまりトリオン兵の数は無いみたいです]
「そうか、直ぐ済ませ一般人を本部に連行する。話を進めておけ」
[了解です]
三上から情報をもらい、それぞれの仕事についた。
確かにトリオン兵の数が少なかった。
僕と風間さんは早々と全て始末した。
やっとこれで任務終わりか、と思っていたら
[こちら歌川。至急来てください]
歌川からのこんな内部通信が来た。
一体何だろう。
多分あの一般人の事で何かあったんだろう。
何のトラブルが起きたんだろうか。
正直、関わりたくないって言うのが本音なんだけど。
でも行かないわけにも行かず、歌川の元へ向かう。
「どうした、歌川」
「あ、風間さん、菊地原・・・」
ひどく困惑してる顔だ。
いや、ほんとに何があったんだろ。
「何やってんの、うたが・・・
えっ」
僕は思わず目を見開いた。
「菊地原?」
そして軽く固まった。
「おい、菊地原」
「え・・・A・・・?」
なんて彼女の名前を呟いていた。
まさか、さっき考えてた彼女本人だなんて思ってもなかった。
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ましゅ**(プロフ) - 内容がとても好きです。続き楽しみにしています!頑張ってください! (2017年1月5日 0時) (レス) id: 61a1643554 (このIDを非表示/違反報告)
霧羽蒼唯 - すごくこの、きくっちーの距離感、心境の表現が好きです!!更新頑張ってください!!応援しています!! (2016年4月23日 9時) (レス) id: 47c79eb45e (このIDを非表示/違反報告)
南瑠璃(プロフ) - こたきんぐさん» ありがとうございます! (2016年4月10日 21時) (レス) id: b005845afa (このIDを非表示/違反報告)
南瑠璃(プロフ) - ひさやさん» ありがとうございます(人´口`) (2016年4月10日 21時) (レス) id: b005845afa (このIDを非表示/違反報告)
南瑠璃(プロフ) - soyonさん» ありがとうございます\(°∀° )/ (2016年4月10日 21時) (レス) id: b005845afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:南瑠璃 | 作成日時:2016年4月7日 0時