アーヤ☆ニセカノ卒業するはず！

わからないよ ページ7

アーヤ視線



そして、チャイムが鳴り、忍も私のノコノコと席に戻ってく

皆ドタバタと席につく

相変わらず翼は教室にはいない。

そう言えば穂乃花ちゃんや春輝もいなかったな。

そう思っていると

ガラッ！

ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

え、

私は胸がいたくなった

今春輝と穂乃花ちゃんと翼が一緒に戻ってきたところだ

穂乃花ちゃんと翼を見れば斉藤大雅の言った言葉がループする

翼が穂乃花ちゃんを好きだった___

信じちゃダメだって言われても

悪い言葉は印象に残りやすい

それに変に意識してしまうようになった

穂乃花ちゃんと翼はよく一緒にいる

勝手にそう思ってしまうようになっていた

穂乃花ちゃんと翼が一緒にいるのを見るたびに斉藤大雅の言葉がループする

もうやだよ。

なんで？私、翼が好きだったからでももうるけど、ニセカノ頑張ってたんだよ？

なのに、なのに、

ハッ！私、また可笑しく...

最近、よく悪夢を見るようになった

いろんな人が私を守ろうとするんだけど、そのせいでその人たちは死んでしまうの

だから私はその人達に捕まるんだ。

毎日違う仕打ちの仕方をされて目を覚ます

けど、昨日だけは違った

いつも通り仕打ちを受けるときに誰かが私の腕を引っ張ってくれた

とても眩しくてその姿は見えなかったけど、

私は目を覚ましたら泣いてた

その涙が何者かはわからなかったけど、

あの人がもし現実にいたら今の私を助けてくれるかなって

思う


いや、

彩「助けてｯ.......｣

誰にも聞こえない位の声でそう呟いていた

私が今なにを一番望んでいるかは分からないけど、

でも、もう耐えるのも限界だよ...

なにも分からない。

それにそんな私達を生徒達は面白そうに話してて

春輝や穂乃花ちゃんだって前まで翼とほとんど話さなかったくせにｯ!!

すると、いきなり意識がどんどん遠くなっていった

あ、れ？

ｶﾞﾀｯ!!

私は椅子から転げ落ちた？のかな？

相「え、彩?!」

穂「彩ちゃんｯ!!」

もういいのに。

ﾌﾟｼｭｰｰｰｰ

ｶﾞﾀｯ!!ﾊﾞﾀﾝｯ

すごい音がしたかと思えば椅子が倒れたようなそんな音がした

意識がなくなる寸前に見えた光景に私は目を疑った

翼が、


倒れてる___

翼の能力→←恋って？

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