アーヤ☆ニセカノ卒業するはず！

全部お見通し ページ14

翼視線





俺はカッターナイフが振り下ろされるであろう場所に飛び込んだ

あぁ。俺、ダメだ

覚悟を決めたときだった

全然痛みは来なかった

俺の手にﾎﾟﾀｯと誰かの血が垂れてきた

え...？

俺は恐る恐る上を見た

相「お前の思い通りにはさせねぇよw」

安『っ！』

あ、い、ざわ...?!

翼「お前ｯ!なにしてｯ!!!」

穂「あんた、そこまでやるなんてバカ?!...」

は?!

相「ごめんwタイミング分かんなくてこれしか間に合わなかったw」

は？どーいうことだよっ、

相「美門も聞いとけよ。安藤美紀、お前のほんとの狙いは結局は美門だったんだろ？」

...は？

相「美門なら彩を庇うために走ってくる。だからそこをやるつもりだったんだろ？まぁ、美門が来なかったとしても自的に彩が憎かったお前は彩をやってただろうけど。」

俺が？狙い？

安『ふざけんな、ふざけんなよｯ!!なんで考えてること全部読んじゃうわけ?!そーよ！私は裏彩軍団の一員として美門翼を傷つけるつもりだったｯ!このミッションを成功させたら斎藤が１日デートしてあげるって言ってたから！けど、この女をやっちゃってもいいなって、思ってたわよなのに、なんで...』

穂「私ね知ってたの。あんたがスパイとして入り込んでるの。あんたさ、こんなことして可笑しいと思わないの？私はあんたを警察に送ったりはしない。けど、考えてみて？ほんとにこのままでいいのか。」

安『っ、』

リーダーがそのままどっかへ行こうとしたとき

立ち止まった

穂「でも私、あんたの好きな奴のために真っ直ぐな所は嫌いじゃなかったよ。」

ｶﾞﾗｯ

穂「ほら？美門も相澤も行くわよ？」

翼「うん」相「はーい」

安『リーダーｯ!!』

穂「ん？」

安『ありがとうございます！リーダーは私達の最高のリーダーですｯ!』

穂「当たり前。」

ﾊﾞﾀﾝｯ

相「なにが、当たり前だよ。」

穂「うわぁ！結構ひどくなってる！早く手当てだね！美門！相澤手当て隊出動よ！」

翼「リーダーっていつでも楽しそうだよね。」

穂「えぇ！楽しまないとつまらないもの！」

リーダーってすげぇや。

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