最強のライバル

ライバル36 ページ41

アーヤ視線



彩「う〜ん」

分からない。なにに私が悩んでるのかも分からない。

彩「なんで私、あの時飛び出しちゃったのよ。」

ほんと最悪。蓮に会いにくいじゃん

絶対聞かれるし、

うわぁ！！もう、いや！！

ﾌﾞｰﾌﾞｰ!

ん？電話？

私はスマホを手に取った

彩「えっ?!」

蓮?!

な、なんだろ?!でも、早く出なきゃ!!

彩「もっ、もしもし！蓮？」
蓮「ねぇ、彩。少し出てこれる？」
彩「へっ？」
蓮「んまぁ、散歩？」
彩「え、あ、うん！」
蓮「うんってなんだよwまぁ、来いよ。もう彩ん家の前いるから」

へ?!

私はカーテンをｼｬｯ!と開けた

蓮「あw」
彩「い、今行くね」

私は階段を下りてドアを掴んだ

母『ちょっと、彩！どこいくつもり？まさか祐樹みたいに貴方まで不良になるつもり？』

お兄ちゃんは不良じゃないよ！って言いたいけど、ほぼそんな感じだよね...

彩「その、蓮と散歩に行こうかと...」

母『やだ、蓮君なら仕方ないわね。行ってらっしゃい』

え、蓮ならいいんだ？

彩「行ってきます！」

ｶﾞﾁｬﾝ

外に出れば壁に寄っ掛かっている蓮がいる

か、カッコいい....//

蓮「なに間抜け面してんの？」

彩「し、してないし！ってか急になによ！」

蓮「えっ、や、なんか、迷惑かけたみたいだし...。」

ふぅーん！

彩「ねっ！行く場所って決まってるの？」

蓮「俺さ、彩とあそこに行きたいんだよ。小さい頃よくあそんでた公園！」

彩「私も行きたい！」

蓮「じゃ、決定。遅くなっても共犯だからな」

彩「別に蓮なら良いってママち言われたもん！」

蓮「えっ//そ、そっか...。」

でも、楽しみだな

蓮「ってかさ、彩なに勝手に俺の部屋入ってるわけ？しかも俺が寝てるときに」

ムッ！

彩「なによ。暴走してたくせに！結局なんで暴走したのよ。」

蓮「だから暴走ってなんだよ。」

へ?!暴走内容を説明しろと?!

彩「れ、蓮が！蓮じゃなくなるの!!」

蓮「どー言う風に？」

彩「説明は出来ない！//」

蓮「.......俺、なに言ってた？」

彩「覚えてないもん！」

蓮「マジかよ...w記憶力わっるw」

彩「あんたに言われたくない！」

そうこう話している内に公園にはついていた

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