美門翼には双子の妹がいました。〜立て籠り事件版 〜

☆ ページ9

アーヤ視線



若「黒木は幸川紗菜と北野秀輝について調べといてほしい。で、残りのメンバーはその幸川紗菜の関わってる事件ってのを突き止める。小塚は俺らの指示か黒木のサポートにまわってくれ。」

黒「了解」
小「がんばるね」

若「よし！じゃあ教室に戻るぞ！」

そうして若武に続いて私達もついていく

翼「アーヤ」

ん？

彩「どーしたの？翼？」
翼「いや、位置パットどーなってるかなって思ってさ」
彩「あ！ちょっとまってね！」

そう言って位置パットを出すと

上「なんか黒板とこに集中してんな。」

う、上杉君!!

翼「しかもさ、これ」

そう言って翼が指したのは吉村誠二だった。

理科室から出てる？ってか理科室に戻ろうとしてる？

翼「アーヤ、吉村の足跡ってどう出すんだっけ？」

あっ！そうだった！

私は忍に言われたことを思い出して

メニューを出して足跡ボタンを押した

誰の足跡かっていう選択肢が出てきたので吉村誠二のを押した

すると、吉村誠二の足跡はやっぱりちょっと前にきょうに来ていた

上「これ吉村がなにかしたってことじゃん。いそごーぜ」
彩「そーだね！」

私と翼と上杉君も遅れて教室に入った

やっぱり位置パットの通り黒板周辺に人が集まっていた

すると、翼が近くにいた男子に声をかけた

翼「これどーしたの？」
『あ、美門。なんかさっき吉村が来てこれ貼ってっだよ。なんか２年前の小学生ジサツ事件の新聞だってさ』

新聞?!

それって！

私は隣にいる上杉君をみた

上「ん、幸川紗菜を見る限りそうだろ。吉村の奴、どんだけ能力者を見つけたいんだよ。」

確かに幸川さんを見てみると真っ青になっていた

花「ねぇ、北野秀輝そろそろ能力使うんじゃない？」

へ？

た、確かに北野君は幸川さんを気にしていた

花「どーしよ。私と紫ここにいると不味いんじゃ」

あっ！そっか！

彩「えっ、」

私は時が止まってしまう前に見てしまった

彩「貴方、誰？」

見たことのない女の子を

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