最強のコンビ

番外編【俺とＫＺ】 ページ16

蓮視線





彩「お願い、もう私に関わらないで。」
蓮「...は？今、なんて」

信じられなかった。
俺がなにをしたのかも分からなかった

彩「ま、前から嫌だったんだよね。つっ、付きまとわれて」

その時俺の頭のなにかがきれた

蓮「は？なんだよ、それ。3歳の頃からずっといてお前は俺のことんな風に思ってたのかよ。」
彩「っ、そ、うだよ。」
蓮「なんでだよｯ!!」
彩「あ、あんたには関係ない。わからないｯ!!」

そう言って彩は行ってしまった

蓮「彩っ！」

そんな昨日の思い出

蓮「今日、休もっかな。」

学校に行く気になれなかった

でも、俺は行くことにした

もしかしたら、昨日のはなにかの罰ゲームでやったのかもとかそう言う願望が俺を包み込んだからだ

ｶﾞﾁｬﾝ

開けると彩がいた

彩「っ、」

俺を見た途端に走っていってしまった

蓮「なんでだよｯ!!!」

ここまでイライラすることはなかった気がする

俺が学校についても誰も話し掛けて来なかった

多分相当俺がイライラしていることがわかったのだろう

秀明に行くために帰ろうとするとサッカーチームＫＺがいた

あー、なんかグラウンド使うんだっけ

ＫＺ『え?!あれって佐野蓮?!』
ＫＺ『うっわ、いつみてもかっけぇ！』

ＫＺの連中が俺の周りに集まってきた

だけど、

『あぶねー！！！』

ｷｭｯｰ!!

自転車が急ブレーキする音がした

ＫＺの連中はそっちに行ったので俺はその間に秀明へ向かった

そして、秀明につくと先生に呼ばれる

蓮「なんですか。」

先『...立花は一緒じゃないの、か。』

蓮「っ、あんな奴、知りません。」

先『...あ、あのな、お前に今の大塚Ｃにプラスして特別クラスに行ってもらう。』

え、なにそれ

先『お前は社会がダメすぎる、大抵一桁しかいかない。秀明としてはひどすぎる』

はぁ、

先『だが、国語は１位。可笑しいくらいにずば抜けている。特別クラスは佐野みたいに何かがずば抜けていて何かがダメって奴だったり、成績に波があったりする奴らを集めた場所だ。』

へぇ

蓮「それって彩はいるんですか」
先『あぁ。はいってもらうつもりだ』
蓮「.......じゃあ、俺はお断りします」
先『えっ、でも』

俺は先生を睨み付けた

蓮「入んないといけないとかあるんですか。」
先『でも、入る気になったらいつでも言ってくれ佐野』
蓮「.......失礼しました」

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