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聞きたいこと ページ34
「そして聞きたいことがある。Aは音石明に遭遇したのか？」
『はい…』
「君は音石明について、どう思う？」
『…嫌い、です。』
「そうか。音石明がAのことを気に入ったと言っててな。イラつく野郎だぜ。」
あんなやつが俺のAのことを気に入っただとかほざきやがって…
俺以外のやつとなんて…認めるわけない。
だが、Aが音石明の事が嫌いなら良かったぜ。
「俺もAのことを結構…気に入ってるんだが、音石明とかいう悪人がAのことを気に入ってると聞いてイライラしてたんだが、嫌いと聞けてホッとしたぜ。」
…少し本音を話しすぎたか？
「さて、俺はそろそろ行くとするぜ、ありがとな、また。」
『はい…また来てくださいね。』
そういえば…仗助はAのことが好きと言っていたな。
仗助にだけは取られたくないぜ。
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作者名：みなみな美奈紀 | 作成日時：2022年9月16日 0時
