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東方仗助 ページ1
俺の名は東方仗助。
放課後、俺は何となくいい気分だった。
そうだ！散歩でもしてみるか。新しい発見とかあるかもしれねぇし。
俺は、町を少し散歩した後、林の方にも行ってみた。
林に入ると、斜め奥の方でなんだか心地いい風を感じた。
なんだろう、あそこだけなんだか雰囲気が違うような…
俺はその正体が気になり、その場所へ向かっていった。
ガサガサ…
ガサッ…
そこには、少し空間があり、真ん中にベンチが置いてあり、まるでおとぎ話に出てきそうな暖かい場所だった。
そして、ベンチには同い年くらいの少女が座っていた。
『あっ……』
「ど、どうもっす。」
少女はちょっと焦ってるようだ。もしかして、ここに来たらダメだったとか！？
と、とりあえず自己紹介でもしておくか…
『わ、私…』
「俺、ぶどうヶ丘高校に通っている、東方仗助です。」
『あの、その。』
「？」
『み、みえますか？…私の、こと。』
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作者名：みなみな美奈紀 | 作成日時：2022年9月16日 0時
