珈琲一杯に対して角砂糖は7個くらい甘い恋。

9個 ページ9

yuto side


先輩に急に告白されてびっくりしたけど

その告白を受けてみることにした。


中学の時も彼女はとっかえひっかえみたいな感じで俺が別れたって噂が流れればすぐに告白されるみたいな日々を過ごしてきた。


だから俺が男と付き合ってるって噂が流れれば告白も減るだろうし。


何より先輩の事をもっと知ってみたかったから。

告白されても嫌な気持ちとかはしなかったし。




伊「ねぇ裕翔くん。 せっかく付き合ってんだから、先輩呼び辞めてよ。名前で呼べとは言わないから
みんなみたいに伊野ちゃんって呼んで？あと敬語も辞めて。」


中「わかった。じゃあ伊野ちゃんも俺のこと裕翔くんって呼ばないで。 裕翔でいいから。」


伊「うん！分かった。裕翔〜。」

中「どーしたのー？」


伊「呼んだだけ。」





ホントに女の子みたいな先輩はホントに可愛くって。

これで女の子だったら俺が付き合ってきた人ランキングでトップとれると思う。


中「ねぇ伊野ちゃん。キス しよっか？」

伊「ほぇ？」

中「だから、キ・ス。しよ？」

伊「うんっ///」





俺達の初めてのキスは甘い甘いキスだった。


まだ、先輩の事好きがどうかなんてわかんないけど、きっとこれから好きになるんだと思う。



だから先輩のいろんな所見せて？


俺は先輩の頭のてっぺんからつま先までぜーんぶ知ってたいから。




これかお互いをさらけ出して好きな所を増やしていこうね。

10個→←8個

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す