【おそ松さん】私には六つ子の弟達がいる。

五日目 ページ12

一松side

あ〜、何やってんだ俺...


昨日クソ松を家から追い出して鍵かけて...放置とか


クソ松...大丈夫だったか...？


カラ松side

殺気を感じる！


一松からものすごい殺気を感じるぞ！？


俺なんかした！？何もしてないよね？昨日のことか？


気軽に話しかけるなってか！？俺お兄ちゃんなのに〜！！


だがあのくらいでめげる俺ではない！


カラ「一松！俺と話をｓ「猫の餌やり行ってくるね...チョロ松兄さん。」ぁ...」


チョロ「そう。じゃあ、行ってらっしゃい。」


チョロ「ふぅ...で？さっきから何？カラ松兄さん。」


カラ「あ、いや。別に何でもないぞ！ただお前のキュートな顔を見ていただけだ！
　 見惚れてしまっていたようだ！」

チョロ「キモイ。でもまあ、一松の仲良くしたいって思うのはしょうがないよね。
　 あれだけ避けられてたらなんかあると思うし。」


避けられてたのか！俺一松はてっきり恥ずかしいのかと...


チョロ「はい、これあげる。これ、前一松が欲しいって言ってたキーホルダー。
　 凄い名残惜しそうだったからこっそり買ってあげてたやつ。」


カラ「！...いや、俺は自分の力で一松と仲良くなるぞ！」


チョロ「いらないの？」


カラ「ありがとうございますチョロ松様ぁ！！」



そして夜になってしまった。が、一松にこれを渡すどころか話しかけることすらできていない。


どうしよう...あ、あの手があったか！


カラ「一松。起きてるか？」


一「...何？」


返事してくれた！


カラ「....えっと、トイレついてきてくれなぃ、ゕ？」


思った以上に恥ずかしい！


一「はぁ？」


カラ「あ！えっと、ダメか？」


一「いーよ。オニイチャン。」


やったー！お兄ちゃんって言った！


カラ「じゃあ、来てくれ...」


一「クソま、カラ松。」


カラ「なんだ？」


クソま...？


一「ちょっとトイレの後お話しない？」


カラ「したい！する！」


一「じゃあ、ちゃぶ台んとこ来て。」


カラ「おう！」


これは仲良くなるチャンスじゃないか！


一松side

クソ松が尊い。何あれ？俺に名前呼ばれただけでめっちゃ笑顔なんだけど！


可愛すぎんだよ！幼女か！


一「お、あったあった...」


これで、俺の野望が叶う！


カラ「一松！何を話す？」


一「ちょっと目。」


カラ「？」


取り合えず耳だな、その次尻尾だ。


カラ「もう目を開けてもいいのか？」


一「もう寝に行く。」


カラ「え！」


明日が楽しみだ..

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