【カゲプロ】「メカクシ団に来たのは全てが見えちゃいますよ系少女だったwww」「いやいや、何笑ってんの」

頑固否定 ページ41

「マチの両親、いい人だね〜」

「だろ？自慢のバカ親だからな」←


病院からアジトへの帰り道。

カノは荷物を持ってくれたり車道側を歩いてくれてたりする。

こういうのは優しいのになんで身長は伸びないんだろうな←


「ねぇマチ。さっき言ってた『人と関わることを拒絶した』っていうのは…」

「そのまんまの意味だ。俺はある日を境に人と関わることを拒絶した。話すと長くなるから今度言うよ」


カノが真剣な目のままだったから、少しだけ話すことにした。


「拒絶し続けた結果、俺は孤独になった。まぁ元から孤独だったんだけどな。そんな毎日が嫌になった俺は、よく知らない町に旅に出て人と関わろうとした…勝手な話だろ？親が心配するのも当たり前だよな」

「それで迷子になってたところに僕が声を掛けたんだ…」

「…はぁ!?俺は迷子になんかなってねぇ!!」←

「いやいや、迷ってたじゃん」

「旅に迷いはつきものだ!!」←

「自分で迷ったって言っちゃってんじゃん」←

「……あ」←


まぁ、こうやって今笑い合えるのはカノと出会いってからだな。

カノにも一応感謝してるし。

……一応←


「カノ」

「なにww？」

「あのとき、俺に声を掛けてくれてありがとな」

「…どういたしまして〜」


カノは少しきょとんとしてからそう答えた。



「だって、本当に迷って困ってるから哀れだったし」←

「だから迷ってないっつってんだろうが!!!」←



☆★☆★☆★☆★☆


………(´・ω・｀)←

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