探偵チームKZ事件ノート＊夏祭りは知っている

Episode10*男の人 ページ13

「じゃ、周ろう？」

翼がやっと若武を開放し、歩き出す。



「おい、美門！流れ的にお前だろ！？」

「空気読めよな。」



流れって…。

私は苦笑いを浮かべて口を開く。



「二人とも、そんな無理やり言わせ…「心の友は、





口には出さない。



ね？アーヤ。」




言いかけた私の言葉を遮り、悪戯っ子のような表情を浮かべた翼。


振り返った翼の瞳に宿った甘い光に、


反射的に目を逸らしてしまう。



「やれやれ。ホント良いところ持ってくよね。お前。」

「さあ、何の事でしょ。」



やれやれといった表情の黒木君と、おどけて見せる翼。



そんな二人に鼻をならし、大声をあげる若武。


「お前のことなんざ興味ねえ！

それよりアーヤ！どうだ！俺の浴衣似合ってるか！？」





ふ、と、視線を若武に向ける。







っ……。








え、ええと…。さっきは必死で気づかなかったけれど、






みんな、ものすごく…、かっこいい…。。








い、いやいやかっこいいのは知ってるんだけど、


細いけどしっかりとした腕と、

すらっとした足。


私よりぐっと広い肩幅。




見れば見るほど、みんなを男の人として意識してしまう。









かあああぁ…。






と、自分でも頬が熱を持つのが分かる。






「おい？アーヤ？」





＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊


変なところで切れましたごめんなさいっ！


浴衣のアーヤ…！浴衣のｋｚ…！描きたい！

もしかいたら載せますね！！

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