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「うっ…ぐす…うぅ…ふ…」
「なーに泣いてんのさ」
「え…?」
振り返ると 彼がいた。

「ほっといてよ…」
「ふーん別にいいけど、宇宙一キュートなナギ一人だと また女の子に囲まれちゃうかも」
「…!!!ヤダッ…!!」
「うわぁッ!!」

私は勢い余って彼を押し倒す感じになってしまい彼が 盛大な尻もちをついてしまった。

「いったーーい!なにするの〜!!!!びっくりしたじゃん…ってもう泣かないでよー!」
「だってナギが意地悪言うから…うっ…ぐす…」
「も〜ごめん。僕はAとしか帰らないよ。あの子達は Aがくるまで少しお話してただーけ。」
「知ってるよ…わかってるけど…」
「嫉妬した?」
彼にそういわれて 私は顔が真っ赤になる。
自覚はしているが彼にそう言われると 恥ずかしい…そして情けない。
「おかしいよね。幼なじみが嫉妬だなんて…ごめん…」
「Aさぁ 僕の気持ちにきづいてないのー!?」
「…?」
「僕昔からずっと Aのことしか見てないし、Aのこと一人の女の子として見てるんだけど」

びっくりした。彼が私を好き…?そんな夢みたいな話があるのだろうか。

「からかってるの…?」
「はぁ!?ちーがーう!!もう!なんで伝わんないかなぁ〜〜ッ!!」
「え!?んっ…!?」

私は頭が真っ白になった。今何をされた…?唇に柔らかい感触…キスをされた…?何故?

「これでわかった!?ナギはAのことが好きなの。ここまでしたんだからちゃんと返事ちょうだいよねっ…!!!」
「……ふっ…ぷっ…ふふ」
「ちょっと〜!なにわらってるの!」
「だ、だって…ナギ顔真っ赤なんだもん っふふ」
「な、なにさ〜!!!で、返事は!?どうなの!」
「私もナギのことずっと好きだった。ナギより私の方がナギのこと大好き。だから…よろしくお願いします……」
「…ッ!!あたりまえじゃん!」

まさか久々に会えた彼に思いを告げられるとは今日の私はおもいもしなかっただろう。
さっきまでの 気持ちは無くなり 涙も引っ込んでいた。
「や〜っと笑ったね!さっすが世界一キュートな僕だよね〜!とりあえず今日は帰りにタピオカ飲みにいくよ。荷物取りに行こ」
そういって彼に腕をひっぱられ私達は教室に戻ってゆく。

恋とは突然実るものだ とこの日初めて実感した。




今日の私は世界一幸せものだろう。

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作品ジャンル:アニメ
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実胡斗 - 遅れてすみません!大和の片想いでお願いします!!! (2019年9月9日 14時) (レス) id: 77ca809016 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - リクエストで中の人繋がりでヘブンズのナギくんが古銃のエカチェリーナコスをするシチューエーショウをお願いします (2019年8月24日 16時) (レス) id: 94c7124623 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 大和で片思いのほうは 夢主か大和 どちらが片思いのほうがよろしいでしょうか? (2019年8月22日 3時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 初めまして。リクエストありがとうございます!承知致しました! (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - テディさん» テディ様初めまして。リクエストありがとうございます!承知致しました! (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そうめんまる | 作成日時:2019年7月25日 11時

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