甘い シオン ページ4
｢あの…そろそろ離してはくれませんか｣
｢そなたの 温もりが天草の心を癒す…｣
そう言って シオンは 私を一向に離さない。
シオンのこれには困ったものだ。
｢シオン離してよ〜動けない！｣
｢そなたは天草のことが嫌いなのか…？｣
｢そうゆうことじゃなくて…私コンビニへ行きたいんだけど。｣
｢なんと…では、天草も共に行くとしよう…｣
と彼はようやく離してくれた。さすがに外では べったりとくっついたりはしない。
なんせ今は真夏。室内はクーラーがきいてるといえど、外は猛暑。普通に暑苦しい。
家から歩いて10分くらいのところにある コンビニに着いた。
私は アイス売り場へと直行だ。
｢シオンはどれにする？｣
｢2つに引き裂かれる茶色の氷菓を共に分かち合おう｣
｢いいよ〜ポピコね。あ、あとジュースも買おう。シオン他に欲しいものは？｣
｢天草は特に｣
｢じゃあお会計済ましちゃうね。｣
コンビニを出た瞬間 また 日照りが襲う。
こんなにカンカン照りの中 シオンは大丈夫なのか と隣をみると 案の定 バテていた。
彼は見た目から 察するように 暑い場所は苦手だ。
日傘は、先日私が壊してしまった為 不運にも今はないのだ。
｢シオン大丈夫…？｣
｢天草は…もう…だめかもしれぬ…｣
｢あとちょっとだからね…がんばって。このジュース首に当てときな？｣
そう言って さっき買ったばかりのジュースを シオンの首にあてるように私は言った。
これで多少は、マシだと思う。
そして、しばらくして 家に着いた。
クーラーはつけっぱなしで来たので 家の中は 快適だ。
｢シオン〜汗びっしょりだから、軽くシャワー浴びた方がいいよ。私は買い物したやつなおすから、先浴びてきて。｣
｢心得た｣
そうしてシオンは浴室へと向かった。しばらくしてシオンが出てきたので 私もシャワーを浴びる。
やはり 汗を流すだけでも だいぶ違う。
スッキリする。
着替えてリビングに向かうと──
｢A…！｣
｢わっ｣
またもや抱きついてくるシオン。
｢ようやく そなたの 温もりを感じられる｣
｢シオンは四六時中私にくっついてないと死んじゃう病気か何かなんですか｣
｢そうかもしれぬ…｣
｢なわけないでしょ。もう…｣
と 呆れつつも 嬉しそうにしている 彼をみると いつもついつい受け入れてしまう。
彼を可愛いと思ってしまうのだ。
どうやら 私は 彼に かなり甘いようだ。
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実胡斗 - 遅れてすみません！大和の片想いでお願いします！！！ (2019年9月9日 14時) (
レス) id: 77ca809016 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - リクエストで中の人繋がりでヘブンズのナギくんが古銃のエカチェリーナコスをするシチューエーショウをお願いします (2019年8月24日 16時) (レス) id: 94c7124623 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 大和で片思いのほうは 夢主か大和 どちらが片思いのほうがよろしいでしょうか？ (2019年8月22日 3時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 初めまして。リクエストありがとうございます！承知致しました！ (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - テディさん» テディ様初めまして。リクエストありがとうございます！承知致しました！ (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうめんまる | 作成日時：2019年7月25日 11時
