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看病 瑛二 ページ1

「最悪だ…」

それは数時間前の出来事である。

アラームが部屋に響き渡り それを止める。
体が少し重たいと思いつつ今日は予定があったので 起きて 私は洗面所へ向かった。

洗顔と歯磨きを終えた私は 朝食を作ることにした。
「やっぱり体が重たい…それに少し寒気がする…。」
だがしかし、今日はとても大事な日なので 熱を出してる場合ではないのだ。
私はそのまま 身支度をはじめた。
化粧も着替えも全て終え、さぁ出かけようと 立ち上がった瞬間──
「うっ…」 バタッ
ふらついて倒れてしまったのだ。
そんなときだった。

ピンポーン…

インターホンが鳴る。
「まさか」

ピンポーン…
2回目のインターホンが鳴ったと同時に
扉が開いたのだ。

「Aいないの……A…!?大丈夫!?きゅ…救急車…!」
『まって!瑛二くん!!ただの熱だから…』
「熱があるの!?とりあえずベッドまで運ぶよ…!」
『いやでも今日は……』
「ダメだよ。」
『うっ…ごめんなさい…』
そうして 私は彼に布団に運ばれたのだ。

『ごめん…本当にごめん…』
「謝らないで…Aの体調のほうが大事だよ。ね?」
『ありがとう…』
私は罪悪感に押しつぶされてしまいそうだった。体調管理の出来ていない自分が情けなく思う。

「本当に落ち込まないで…?俺が丁度来てよかった…」
『あれ?そういえば どうして家にきたの?現地集合だったよね?』
「その…早くAに会いたくて…迎えに来たんだ…ダメ…だったかな?」

全くこの男は…。こうゆうところだ…。
彼は見た目は草食系だが、中身は肉食系 いわゆる ロールキャベツ系男子ってやつだ。
私も付き合うまでは バリバリの草食系だと思っていた。

『瑛二くん…そうゆうとこだわ…嬉しいけど…そゆとこ…はぁ〜も〜…』
「え!?ごめん…俺…やっぱりダメだったかな…!?」
『違います〜いやもうそゆとこ好きだ…ありがとう…』
「うぇ!?俺もAのこと大好きだよ…!」

やはり彼には負ける。

2→



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作品ジャンル:アニメ
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実胡斗 - 遅れてすみません!大和の片想いでお願いします!!! (2019年9月9日 14時) (レス) id: 77ca809016 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - リクエストで中の人繋がりでヘブンズのナギくんが古銃のエカチェリーナコスをするシチューエーショウをお願いします (2019年8月24日 16時) (レス) id: 94c7124623 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 大和で片思いのほうは 夢主か大和 どちらが片思いのほうがよろしいでしょうか? (2019年8月22日 3時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 初めまして。リクエストありがとうございます!承知致しました! (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - テディさん» テディ様初めまして。リクエストありがとうございます!承知致しました! (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そうめんまる | 作成日時:2019年7月25日 11時

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