夢主を救う為に、今日もKZは想い続ける1

25　衝撃 ページ30

Aside

翼が、私を心配してか、家まで送ってくれた
翼が帰った後、ふと考えた

私が翼に飛びついたときに感じた視線
あの視線は、嫌な予感しかしない


お泊りの日に、アーヤにこっそりと相談された事を思い出した

彩「誰かにつけられている」

確かにアーヤはそう言った
和臣君達に心配を掛けたく無いから、私に相談してきたのだ
皆には知られたくないらしい
アーヤとストーカーという言葉を言っただけで、皆は取り乱すだろう

私にも、思い当たる節がある
最近は特に多くなった

恐らく、同一人物の犯行

そして、目的は―――

また今度皆に話すか

話せる機会があればの話だけど


〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の日、秀明が合ったので、アーヤにストーカーについて詳しく聞くことにした

昼休みに集まりが元々無かったが、カフェテリアで話すことにした

しかし、カフェテリアに行ってみると、KZの男子メンバーだけ集まっていた
向こうも私に気付き、吃驚した様子だった

アーヤに談話室で話そうと、階段の方に体を向けた時、アーヤがやってきていた

『アーヤ』
彩「っ」

アーヤの目には涙が浮かんでいた

『アーヤ、待って』
彩「え？声」
『場所変えようね』

私達は談話室に移動した

26　嘘→←24　恥ずかしいー

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