▽ ページ38
及川「はい、雅。」
俺が説明すんのか...
雅『...録画したやつだと音声がちょっと解り辛くて確信持てなかったんですけど、多分間違ってないです。
...
影山と日向くんの神業速攻と普通の速攻の使い分け方、それは
“来い”と“くれ”です。』
岩泉「“来い”と“くれ”?」
雅『及川さん』
及川「はいはい、
最初はさ、チビちゃんは何か叫びながら突っ込んで行くな〜頭悪そうだな〜くらいに思ってたんだけど、
神業速攻の時は持って来いとかおれに来いとか“来い”って単語が入ってるっぽい。
で、普通の速攻の時はトスくれとかおれにくれとか、」
岩泉「“くれ”って単語か」
ん〜みんな半信半疑ってとこかな、
でも、
雅『神業速攻の時、日向は球を見ないで打っていました。
でも、
さっきの“くれ”の時は普通に球を目で追いながら跳んでいた。
...
頭の良い皆さんならもう、わかりますよね?』
顔を上げひとりひとりの目を見つめていく
岩泉「...お前、」
???
岩泉「やべえな。すげえ、」
雅『え?』
花巻「観察眼は今日も絶好調ってわけか〜」
松川「雅は頼りになるねぇ〜〜」
及川「えっ、ちょ俺は!?」
国見「及川さんうるさいです。雅、良い子」
金田一「すげえな...マジで青城入ってくれてありがとう...」
花巻先輩と松川先輩は流石はウチの子と言い頭を撫でてくる
まだそのネタやってたんだ...
国見は隙間がないぐらいに腰に抱きついて良い子良い子と言ってきた
さりげなくお腹を撫でるな、やめろ
金田一は、、、、尊敬の眼差しですげえと言ってくる
なんて良い子なの...もう素敵、お前ら金田一見習え
及川「ねぇ雅ちゃん聞いてよ!!皆が俺のこと褒めてくれない!!!」
雅『ほら、みんな試合始まりますよ?』
及川「え、ねぇ無視?雅ちゃん...?」
岩泉「つーかこんな序盤のとくに動きのないタイミングでタイム取って気付いたことに気付かれたんじゃねぇの?」
確かに、
影山は絶対に気付くだろう
でも、いいんだ
その方があいつは、
影山は、
及川「飛雄は焦る...でしょ?」
...!
雅『ふふ、その通りです。』
及川「じゃあ、みんな。さっきのことを頭に入れて。
いこうか。」
ーーー
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←▽
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あお。 | 作成日時:2019年2月13日 1時