【銀魂】キツネさん、スマホ片手に神になる。其の肆

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さらに、2週間かけて掘り出された蕪。それはもう、見事としか言えなかった。
昨日は透瑠を、充瑠と2人で褒めて褒めて褒めまくった。その日の夕飯はお疲れ様パーティとして、透瑠の好きなものを作って振舞った。


2週間スコップの役割を果たしたスマホをタオルで磨き、くーくるには感謝と労いの言葉を出来るだけ丁寧に送ったところ、《ご主人様のお力になれたようで私も嬉しゅうございます》とこれまた丁寧に返された。

初対面以来、久しぶりに『ご主人様』とか呼ばれたので思わず照れていると

《おやぁ？そんなに嬉しかったのですか？》

《それほどまで、お気に召して頂けたのなら》

《以降、ご主人様とお呼びしましょうか？》

先生が小馬鹿にしたような口調でおちょくってきたのでスマホに軽くデコピンしておいた。
私をからかってそんなに楽しいか。



透瑠達が蕪抜きに性を出している頃、私は冬支度に勤しんでいた。薪を割りまくり、その最中に襲ってきたイノシシを仕留めて毛皮加工に肉加工(こればかりはくーくる先生に丸投げした)、大量の小カブを村の皆さまとぶつぶつ交換し、売るための編み籠を妹達の指導の元、編みまくり。ふゆには何とか間に合いそうだ。


さらに、間もなく江戸に戻るという充瑠には、小豆と、上新粉(無ければもち米、うるち米)砂糖を入手するように指示を出した。

あと、東北地方と取り引きがあれば、久保田藩(くーくる先生参照、秋田辺り)から寒天も。とお願いしておいた。


充瑠が卵を割ろうとすると破裂してしまう謎現象が起るため、残念だけれども現段階ではプリンを諦めてもらった。

立川さんによると、外来性のウイルスかもしれないとのことだ(復習。外来は、海外から来たものではなく、他の星、惑星から来た船によってもたらされたもの。何度も言うけど、この世界の歴史は宇宙規模なのだ)


前にも言ったけれど、プリンの代わりに団子のレシピを広めて貰おう。ここは日本だからね！まずは和菓子から広げて頂きたい。

和菓子はお団子以外作ったことないので、勝手な偏見だけど。和菓子は砂糖とあんこ、米があれば大体作れると思っている。

そんなこと言ったら怒られちゃうだろうけど。


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お待たせ致しました。
今回は時間が開きすぎたので半ば、説明回のようになりました。また、ダイジェストは面倒になったので取り下げました。

お忘れになった方、大変なお手数をお掛けし恐縮ですが、お読み返しくださいませ。

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