文芸部の日々1

嘘！？ ページ6

着替えて時計を見ると



部室に行く時間どころか




1時間目のホームルームまでの時間がもうほぼない！




急いでダッシュで教室へ駆け込む




キーンコーンカーンコーン



ふうっ




セーフ




向こうを見ると佐々木李里香と
取り巻きが憎しみや恨みを込めた目で私を睨んでいた




気にしないふりをして前に顔を向ける




でもこんなことより私は




入賞について気になってたから昼休みになるまで私はずっとぼうっとしていた




-昼休み-

お弁当を食べ終わったあと
すぐに部室に行く




部室では待ち構えたように部長がいて



部「やったね♪彩ちゃん！」



そりゃあもう
酔っ払っているようにピョンピョン飛び跳ねてた




部「ほら！」



デーンと見せられたポスターには

『全国四つ葉文学賞コンクール-中高生の部-』

という見出しと

「入選 『プレッシャー』 立花彩」

と書かれていた



それは私の家族の中でのプレッシャーやコンプレックス、そんな中でも生きる楽しさという私の実際の体験から書いたものだった




って




書いたとはいえ、



そんなコンクールに応募した覚えはない！



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mimiko、任せた！


毎回思うけどキリが悪くてごめん！

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