文芸部の日々1

寝る？ ページ23

あれっ？
奈子は、「朝ごはんが冷めちゃうよお」って
言ったら、すぐ起きてくる。

悠飛は、なんて言えばいいんだろう？？

ア「悠飛！起きないと、私行っちゃうよ？」

悠「どこにだよ」

とっさのツッコミだったので、びっくりした。

ア「え？嘘寝だったの？」

悠「ああ。」

悠飛は、まだベットから体を起こさなかった。
気づいたら、私は悠飛のベットに座っていたので、
急いで立ち上がった。

悠「いいよ。居ても。寝る？」

悠飛はおいでよって手招きしてる。
体を倒したまま。

ア「え。一緒に？」

悠「いいから、ほら。」

悠飛は、体を起こして、私の二の腕を掴み、
ぐいっと引き寄せる。

そしてそのままベットにダーイブ！！

ア「ちょ、悠飛！？」

悠飛は無言で目をつぶっている。

あ、なんか、眠くなってきちゃったなあ…
悠飛の隣で、私は眠ってしまった。

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