Two ページ4
私が生まれてから2年が過ぎた。
私は他の魔法使いの子供より魔力が強いらしく、よく物を浮遊させて遊んでいた。
両親はとても驚いていたが、嬉しそうだった。
しかし、うまくコントロールができず、自分にぶつかってしまう。
見かねた母は、私に強力な防御魔法をかけてくれた。
母いわく、
リリー「これで物や呪文が飛んできても、あなたを守ってくれるわ。」
らしい。
呪文が飛んでくる状況が果たしてあるのかはわからないが、防御されるのであればいいかと思い、私は物を浮かべて遊んだ。
ところで今日は私の弟か妹が産まれるらしい。
前世では一人っ子だった為兄弟に憧れていた。
父と部屋の外で待っていると、部屋から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
部屋に入ると母が男の子を抱いていた。
ジェ「ああリリー、よく頑張ったね、本当にありがとう！」
リリー「女の子と男の子両方授かれて私は幸せよ、ジェームズ。ありがとう！」
両親は涙を流しながら抱き合っていた。
リリー「ほら、A。あなたの弟よ。仲良くしてあげてね。」
私は恐る恐る近づいてその子に触った。
赤ちゃんに触れたのは初めてだったが、肌がもちもちしていて、触り心地が良かった。
私は、そういえば名前を聞いていないことに気づき、両親に尋ねた。
A「この子の名前、なんていうの？」
ジェ「この子の名前はハリー。ハリー・ポッターだ。Aもよく知ってるシリウスが名前をつけてくれたんだよ。ちなみにお前にAという名前をつけたのもシリウスだ。いい名前だろう？」
シリウスは私が赤ちゃんの頃から私たちの家に来ていて、私のことをとても可愛がってくれる人だった。
私は来るたびにおもちゃを持ってきて、遊んでくれるシリウスのことを、シリウスおじさんと呼び、懐いていた。
A「そうね、パパ。とてもいい名前！私ハリーと仲良くするわ！」
リリー「それがいいわ、A。お姉ちゃんとしてハリーを守ってあげてね。」
初めてお姉ちゃんになった私は、弟のハリーを守ろうと決意してハリーの頭を撫でた。
やはり聞き覚えのある名前が並んでいる気が
するが、思い出せないので気のせいだろう。
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アル(プロフ) - 更新は自分のペースでしてください。続きを楽しみに待っております！ (2021年9月8日 9時) (
レス) id: 9d6aaa69fb (このIDを非表示/違反報告)
アディル(プロフ) - お久しぶりです！更新遅くなってすみません、、、。ゆっくりと更新続けていきますので、お暇な方は読んでみてください！ (2021年6月4日 20時) (レス) id: f254f8e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 早く、続きを、読みたい 。 (2020年12月1日 17時) (レス) id: f9666272d1 (このIDを非表示/違反報告)
くま - とても面白い作品です。これからも更新楽しみにしております。 (2020年7月4日 23時) (レス) id: c1f2e4e83a (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年7月4日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アディル | 作成日時：2020年3月18日 23時
