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Five ページ7

父が階段を降りてからしばらくして、またガタガタッと大きな音が聞こえてきた。



リリー「何の音!?」




母はとても動揺していた。


すると下から父の叫び声が聞こえてきた。




ジェ「リリー!Aとハリーを連れて逃げろ!あの人が、ヴォルデモートが来た!」





母は覚悟を決めたようで私に言った。




リリー「いい、A。あなたはお姉ちゃんなのだからハリーを守るのよ。必ず生き延びて。愛してるわ、A、ハリー。」






母は私たちをぎゅっと抱きしめてから私にクローゼットの中に入るよう促した。




リリー「いい、何があっても声を出したり出てきたりしちゃダメよ。

今あなたは目眩しの魔法がかかっているから、クローゼットを開けられても見つかることはないわ。今ハリーをつれてくるわね。」





私は嫌な予感がして母に尋ねた。





A「ママは?ママはどうするの?パパは大丈夫?」




リリー「パパもママも強いから安心して。でもあなた達は危険だから隠れててね。」





そう言って母はハリーを抱き上げようとしたがその時階段の方から何かが上がってくる音が聞こえた。




とっさに母は私の隠れているクローゼットのドアを閉め、その前にハリーが寝ていたベビーベッドを置いて2人を守るように立ちふさがった。





リリー「A、心配しないで。ハリーもAも守るわ。少し静かにしていてね。」





私はクローゼットの中で息を潜めていた。



外からは母と誰かの話し声が聞こえる。






ヴォ「娘がいるはずだろう。娘はどこだ。隠しても無駄だ。」




リリー「娘なら今知り合いの家に遊びに出かけているわ。だからどうかハリーだけは見逃して!」





母がそう言った後、母と話していた人が何か呪文を唱え、部屋に緑の光が走った。








その緑の光を見て私はとてつもない頭痛に襲われた。






ドサッという音が部屋から聞こえ、今すぐにクローゼットから出て行きたくなったが、母の言葉を思い出し、その場にとどまった。






しばらくして、もう一度同じ光が部屋を走り、その直後に男の人の叫び声が聞こえた。








その叫び声と同時に頭痛はどんどん酷くなっていき、頭の中に沢山の情報が流れてきた。

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アル(プロフ) - 更新は自分のペースでしてください。続きを楽しみに待っております! (2021年9月8日 9時) (レス) id: 9d6aaa69fb (このIDを非表示/違反報告)
アディル(プロフ) - お久しぶりです!更新遅くなってすみません、、、。ゆっくりと更新続けていきますので、お暇な方は読んでみてください! (2021年6月4日 20時) (レス) id: f254f8e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 早く、続きを、読みたい 。 (2020年12月1日 17時) (レス) id: f9666272d1 (このIDを非表示/違反報告)
くま - とても面白い作品です。これからも更新楽しみにしております。 (2020年7月4日 23時) (レス) id: c1f2e4e83a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年7月4日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アディル | 作成日時:2020年3月18日 23時

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