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Br視点
『緊急! 緊急! 只今T国の裏切りが発生した! 特殊部隊は直ちに白尾森の北へ進め!』
「ええ!?」
急な放送で何事かと思えば……え〜! T国って最近同盟組んだばっかのとこじゃん!
急いで特殊部隊が集まっているところに向かう。
「みんな〜! T国攻めてきたから出るよ〜!」
部屋にはいるなり、僕は叫んだ。
みんなもう準備をしてるみたい。うん、優秀優秀! 僕が指導しただけあるわ〜!
『ぶるーくさん〜』
僕が勝手に頷いていると、後ろからふわふわした声が聞こえてくる。
む、この声は……!
「どうしたの〜、Aちゃん」
『この戦いなんですけど〜、私に前線取らせていただいてもよろしいですか〜?』
Aちゃんは笑顔でそう言った。
「もちろん! Aちゃんなら安心だしね〜」
……ちなみにこの子、めっちゃ強い。
どのくらい強いかっていうと、世界最強の部隊って言われてたB国との模擬戦で、ほぼ一人で勝っちゃうくらい強い。
「でもT国は強敵だからね、気を付けて」
『ふふ、お手柔らかにしていただけると助かるのですが〜』
そう言って容赦なく可愛い笑みを浮かべる。
うん。この子、完璧に戦いを楽しんでるわ。
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