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8話目 ページ8








 
「たっだいまぁ」




 




『あ、おかえり…』



何をしていたのか気になったが、あえてそこには触れ無いことにした。





何故か?……ヤバそうな雰囲気を感じたから、ただそれだけだ。





ぼんやりとそんなことを考えていると、





ドタドタと忙しそうな足音がした。





おそ松はしっぽをゆらゆらと楽しそうに揺らす。






 




「……お。もしかしてお客さんかなぁ?」






よいしょ、と言いながらおそ松は立ち上がった。



着物の袖に手を突っ込んで、片方の手で私を撫でた。





 





「待っててねぇ〜。……すぐ、終わらせるから」





そう言うと襖をしめて、出ていってしまった。





…私も戦闘になら役に立てるのになぁ…。




そう思いつつも、おそ松の帰りを大人しく待つ。















ものの数分後、おそ松は何事も無かったかのように部屋に戻ってきた。







 




「いんやぁ、つっかれたぁ。…慰めてぇ?」





どかっと私の隣に至近距離で座ると頬をすりすりと寄せ付けてきた。







これも、嫁としての務めだと思って素直におそ松を抱き締める。






 





『お、お疲れ…さま。……おそ松』




少しの間だけ、おそ松は動きを止めた。






私からばっと勢いよく、距離をとった。









突然のことでパニック状態になってしまう。





 



『え、ぇ?ちょ、どしたの、?』









 



「……可愛すぎ。襲ってもいい?」









と真顔でほざくものだから、一発グーパンチをかましておいた。









9話目→←7話目 おそ松目線



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みんちゃ。(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます!頑張って更新していくつもりです。 (2018年4月25日 21時) (レス) id: 761e184520 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - HappyENDになってほしー!次回も楽しみに待ってます! (2018年4月25日 18時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
みんちゃ。(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます! (2018年3月10日 12時) (レス) id: 761e184520 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2018年3月8日 18時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんちゃ。 | 作成日時:2018年3月3日 0時

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