アイドルを目指す少女はYSP能力者9 【妖怪学園】 (ページ4)

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フブキ「あ、ラント先輩!
ちょっと待って下さい!」

フブキは慌ててラントを引き止める。

ラント「…何だ?」

フブキ「良ければラント先輩も
一緒に食べませんか?」

ラント「…いや、私は別に…」

フブキ「…Aを呼んでも…ですか?」

ラント「っ!?」
《Aも来る…のか…?》

フブキ「皆、どうせなら今から
A呼びましょうよ!」

コマ「Aさんを!?」

フブキ「その方が早くイヤホン渡せるでしょ?」

マタロウ「ま、まあ…確かに…」

フブキ「じゃあ、Aに電話するわね?」

フブキはAに電話を掛ける。

_____________________

ーその頃、Aは…。

A「よし、後はさっきの立ち位置を
交差するタイミングさえ覚えられれば……」

野外ステージにて、ダンスの練習をしていた…。

〜♪

アルト「あ…Aちゃん、電話なの。
フブキさんから…」

そう言ってアルトはAにスマホを渡す。

A「フブキさんから!?」

Aはアルトからスマホを受け取り、

電話に出る。

A「もしもし……」

フブキ『やっほ〜A! 今何してたの〜?』

A「えっと……野外ステージでまた
ダンスの練習を……」

フブキ『そっかぁ。じゃあお昼ご飯は
まだ食べてない感じ?』

A「あ、もうそんな時間なんですね……。
私もそろそろ食べなきゃ……」

フブキ『あのねA? 今、ジンペイ君達と一緒に
モグモグバーガーに居るの。
Aもお昼まだなら一緒に食べましょうよ!』

A「ジンペイさん達もご一緒なんですか?」

ジンペイ『A〜! 早く来いよ〜!
待ってるぞ〜!』

スマホのスピーカー越しから聞こえてくる

ジンペイの声。

A「わ、わかりました……。
ご迷惑じゃなければ……是非……」

フブキ『迷惑なわけないでしょ?
じゃあ、待ってるからね〜?』

A「ごめん、ポルカにアルト。
私……お昼ご飯誘われたから
モグモグバーガーに行ってくるね……?」

アルト「わ、わかったの」

ポルカ「行ってらっしゃいですわ」

フブキとの通話を終えたAは、

準備を整えた後にモグモグバーガーへと向かった…。