君は僕の太陽【fischer's】 (ページ50)

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ーーピンポーン

中から出てきたのはコウキだった。

コウキ「シルクさん？お久しぶりっす！」

シ「コウキ？Aは？」

コウキ「ねえちゃん桜が咲いたから写真撮るんだって言って出掛けましたよ！」

シ「そか！ありがとな！」

そう言うと、俺はまた走り出した。

桜、この辺で有名な桜といえばあの公園か？

公園に着いた俺はAを探すが、桜はまだあまり咲いていなかった。ここじゃない……？

マサイに聞くか。

〜〜♪♪〜〜

シ「マサイっ！この辺で桜の写真が撮れるとこどこだ？」

マ「桜？まだどこも三分咲きってとこだろ。あっ待てよ。学校の桜、先週見たときはすでにけっこう咲いてたな。」

シ「学校って俺らの高校か！？ありがとな！」

マ「シルク！お前だから俺は諦めたんだ。ちゃんとつかまえてこいよ！」

シ「あぁ！」

俺はまた学校まで走り出した。

見つけた。

Aだ。