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3学期も終わって春休みに入った。久しぶりに全員集合な！と連絡をすると、マサイからうちでやれば？って返事が来た。
最近マサイともまともにしゃべってなかったからな。なんか緊張すんな。
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全員で集合の動画はほんと久々だ。
「「「アデュー」」」
シ「よしオッケーっと！」
マ「俺動画出んのひさびさ過ぎて自己紹介ちょっと緊張したわー！」
ペ「マサイほんっと忙しそうだったもんね。」
マ「資格試験終わってからは忙しいっていうかただの体調不良だったんだけどな！」
ン「そうだったんだ〜早く言ってよ！」
マ「いや、Aちゃんと別れてショックで寝込んでたとか恥ずくて言えねーだろ！」
シ「は？別れた？お前今日Aからチョコもらって
マ「あぁ、あれな。付き合ってるときに俺の使わなくなったカメラとかあげたんだけど、お礼がしたいって言われたからバレンタインにチョコちょうだいって約束してたから。久しぶりに話したんだけど、これからは良い友達に…………
ってシルク？なんて顔してんだよ？」
シ「俺、なんか勘違いしてたんか？」
マ「シルクまだAちゃんと付き合ってねぇの？Aちゃんがお前のこと忘れられないから、それが辛くて俺は別れたんだ！だからくやしいけどお前らには幸せになってほしい！」
シ「俺はこないだあいつに、もう俺の気持ちは迷惑だから関わるなって言われたんだよ。俺のことなんて好きじゃない。」
モ「何言ってんだよ。それがAちゃんの本心だと思うか？」
ザ「そうだよ。あんなに優しい子がそんなこと言うなんてなんかあるんだよ！」
ン「俺実は見ちゃったんだよ。シルクが屋上でから出てきたあと、こっそり覗いたらAちゃん泣いてたんだ。」
ダ「ここでグダグダ言っててもしょうがねぇだろうが！会って聞いてこいよ。そんでちゃんとお前の気持ち伝えろ！」
シ「さすがフィッシャーズ……だな。俺行ってくるわ！」
ペ「シルク！がんばれっ！」
みんなに背中を押されてようやく走り出すことができた。だめなリーダーだよな。
振られてもいい。俺の気持ち全部ぶつけよう。俺はAの家へと走った。
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作者名：milkcrown | 作成日時：2018年12月18日 15時
