番外編 学園 ページ28
此処は横浜にある私立学校。
その名も『文スト学園』
これは、そこに転向してきたある女子生徒の話である。
ある朝、彼女はいつもより早く目を覚ました。
昨晩早く寝たとか気分が高まってとかいうことではない。
意図的に彼女は目覚まし時計をいつもより早く_5時30分_にセットしていたのである。
朝起きてすぐ、まだ思い瞼を擦りながら目覚まし時計を止めようと手を伸ばした。
何故こんな時間なのだ。
一瞬そう思ったがすぐに思考は回った。
__今日からか。
彼女の名前は『志賀 A』
この間まで東京のとある高校に通っていた17歳である。
両親の都合で引っ越すことになったAは横浜『文スト学園』に今日から転入することになった。
急なことだったため学園は何も知らない。そのため緊張と心配が私に重くのしかかっている。
「はぁ…大丈夫かなぁ」
重い体を渋々と持ち上げ、淡々と身支度をすませる。
家には誰もいない。父は出張で海外、母は持った早くに仕事に出たはずだ。
案の定リビングには誰もいない。
新しい制服はまだ届いていないためいつもの制服に身を包む。
ふと時計を見ると6時15分だった。
「早く来いって言われてたし、なん分かかるかなんとなくしかわかってないんだよな…」
ネットで検索調べたがどうにも信用ならないため、本来8時に着けばいいものを30分早く着くように計算している。
此処かだと学園は1時間程度で着くらしい。
30分後、ネットで調べた通りの電車に彼女は、揺られていた。
同じ車両にはかなり大勢の人が座っている。
運良く席をゲットでき、学園のパンフレットを鞄から取り出した。
前の学校で先生がくださったものである。
今まで読んでこなかったのだが今朝になってこれの存在を思い出し出際に鞄に詰め込んだのだ。
しかし、いつもより早い時間に起き慣れない環境。
疲れていたのか、次第にウツラウツラしてきた彼女は数分と経たないうちに寝てしまっていた。
パンフレットを左手にしっかりと持ったまま。
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麗(プロフ) - 16ページ 放棄 は誤字ではないでしょうか? (2021年5月26日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
文豪 - だ、太宰さんカッケー! (2019年6月9日 16時) (レス) id: 31faebb885 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 詞音さん» コメントありがとうございます! 途中更新停止とかしてしまってたのでメチャメチャ時間掛かってます(汗 他の作品もほぼ完結してないという事態でして(泣 だいたい、一話書くのに2時間かけてます。あ、アンケートありがとうございます! (2018年4月8日 19時) (レス) id: d62fbb3902 (このIDを非表示/違反報告)
詞音 - 私も書いてみようかな…。(・∀・;) (2018年4月8日 17時) (レス) id: 6b5092fe94 (このIDを非表示/違反報告)
詞音 - あと!太宰さんとの師弟関係が見てみたいです!新作楽しみにしています! \(´∀`)/二回コメントしてすみません (2018年4月8日 17時) (レス) id: 6b5092fe94 (このIDを非表示/違反報告)
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