鬼が十一匹 ページ11
「ですが、私はあの人の護ったものを傷つけることもできません
人間が何億人といる限り私たちは人間の世界で生きることはできないでしょう
…私も人間がこの世界にいなければと今でも思います」
驚いたように目を見開く星海坊主
「そうでしょう
人間がいなければあの人は悪者になることはなかった
人間がいなければ、松陽が死ぬことはなかった」
「……」
「それでも…人間はあの人が愛した生き物だから
私の愛した人達だから…銀時達を傷つけたくはないのです
愛しているから、護りたいのです
ですが私は…もしあの人が銀時達の敵になってしまったら…」
「あっちにつくか?」
「分かりません
でも、私にあの人を
もう、時間がない
空を見ていた星海坊主がチラッとAを見る
しかし俯いているAの表情は見えない
「神楽になにかあるならオレはどこからでも駆けつける
神楽が滅びゆく星に、それでもいたいと望むならオレはこの星を救う
だから、そんなに気に病まなくてもいいんじゃねぇか?」
「……ありがとうございます」
Aの雰囲気は一切和らぐことはない
しかし星海坊主はそれ以上何もいうことはなかった
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ヘアリー(プロフ) - 七重さん» 飽きないように頑張って更新するので待っててくださいね (2020年4月4日 7時) (レス) id: ded4548bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ヘアリー(プロフ) - 七重さん» いえいえそんな!私もかなりドジなんです。一緒ですね笑 (2020年4月4日 7時) (レス) id: ded4548bf6 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - ヘアリーさん» ごめんなさい!私がちゃんと見て無くて・・・私って昔からドジなんですよ。ははははは^^ (2020年4月3日 21時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
ヘアリー(プロフ) - 4と5も作ってますよ、ただ私飽き性なので日々更新できるように溜めてるんです笑 (2020年4月1日 18時) (レス) id: ded4548bf6 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - 続編、おめでとうございます。ところで4と5はどうしたのですか? (2020年4月1日 17時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2020年3月17日 23時