2曲目 ページ2
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『ねむい……』
「低血圧なのは分かるけどもーちっとちゃんと電車乗ってくんね？途中から別れんだからマジで頼む」
『やだ……ん』
「咲也パス」
「ええ！？えーと、Aちゃん！！学校もうすぐだから起きて！！きっと今日も楽しいことあるよ！」
「ねえ、着いたけど」
『じゃあね〜…………ふわ』
「…………事故りそう」
「大丈夫かな？」
「Aに着いていく」
「真澄くんはこっち！！降りようとしないで！」
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毎朝同じ電車に乗って途中まで花学組と一緒に登校する。わたしの方が早く降りるから毎日心配されるけど全然問題ないよ……？凛月くんほど寝る訳でもないからねっ
「あ、A。おい〜っす」
「A来たんだから降りろ！！おはよ、今日もまだ起きてないのか？」
『なかなかおきれない…………もう少し……？』
「じゃあAが危なくないようにこうしてあげる……♪」
そう言ってわたしの左手に触れる凛月くんの手。あったかい。
「まあ凛月が歩いてくれるなら俺としては好都合、ほら行くぞ〜」
『はーいっ』
「ま〜くん先生みたい」
「誰のせいでだ！？」
『まお先生眠たいです』
「乗るな！！」
ところでなんでナチュラルに2人といるのかっていうのは
駅に着いたらいつからか2人が待ってて
いつの間にか一緒に登校することになったの、あれいつからだっけ……？
帰りは大体泉さんが(無理矢理)着いてくるから……よく考えるとわたし1人でいる時少なめ？
「(Aを1人には絶対しない、危なすぎる……！)」
「(俺はAの騎士だからね〜、まあそんなんじゃなくてもいつでも一緒にいたいな、なんて)」
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作者名：mikuru | 作成日時：2019年6月14日 21時
