数学係ですけど。2【場地圭介】

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場地くんに花火を渡される。









A｢え、多いよ！｣









しかも大量に。









場｢この方が迫力あっから｣









ま、騙されたと思ってやってみ？的な感じで火をつけられる。









そりゃこんだけ持ってりゃ迫力あるでしょ､､､笑









花火に火がついて一気に周りが明るくなる。









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A｢わー！！！眩しっ！！｣









場｢おい！！バカ！こっち向けんな！！！｣









A｢あ！ごめん！びっくりしちゃって！！笑｣









次第に火力が落ちていき、ついに消えてしまった。









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A｢やばかったあ､､､でもキレイだったね！｣









場｢だろ？ほら、次これやんぞ｣









そう言い渡されたのは線香花火。









私たちはしゃがんで、線香花火に火をつける。









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A｢早く落ちた方が負けね！｣









場｢俺に勝負挑むとはいい度胸だな｣









お互いの花火に火がつくと、ひたすら無言に。









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場｢おい！耐えろ！！落ちんな！！｣









しばらくすると、場地くんの花火が限界に近くなったのか場地くんが叫びだす。









A｢ちょっと！場地くん大きい声出さないで！









───っあ。｣









ポトっと私の花火の火の玉が落ちてしまった。









場｢っしゃー！俺の勝ち〜｣









A｢もー！場地くんが大声出すからだよ！｣









場｢あ？でも勝ったのは俺だ｣









A｢そうだけど〜｣









場｢オマエ負けたから俺の言うこと1個聞けよ。｣









A｢そんな約束してないんだけど！？｣









場｢負けたヤツには拒否権ねェ｣









A｢うぅ〜わかったよぉ､､､









で、何すればいいの？｣









場｢まだ使わねぇ｣









A｢え〜､､､｣









場｢ちゃんと覚えとけよこのこと。｣









A｢うん、まあ､､､はい､､､｣









願わくば場地くん、この権利のこと忘れてくれないかな〜









やな予感しかしない。笑

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