【高峯翠】俺は好きじゃないから

6話「片思い」 ページ10

翠side





翠「デートすることになった……?鉄虎くん……、脅されたりしてない…？大丈夫、？」




鉄虎「脅されてないッスよ翠くん!!?」




忍「鉄虎くんと鶴川殿、両思いになったでござるか？」





鉄虎「いや、なんかドラマに出演することになったみたいで、その役でデートシーンあるらしいんス。それで頼まれただけッスよ




だから片思いのままッス…」




…あぁなるほど






だから鶴川さん、あんなこと言ってきたんだ







A『た、たか、みねくん…あの、今週末、空いてる……？』







鶴川さんが珍しく顔を真っ赤にさせながら言ってたからすごい印象深かったけど…







翠「(……誰でも良かったってこと、なのかな)」






忍「というか、鶴川殿は鉄虎くんに惚れられているのを気づいているんでござろうか……





気づいてたらもう少し翠くんみたいな対応なのでは…？」





鉄虎「た、確かに……」







翠「え、流石に気づいているんじゃ……」







千秋「何の話だブラック、グリーン、イエロー☆」





忍「わぁ……!?隊長殿急に抱きしめられてはビックリしてしまうでござるよ!!」





奏汰「ふふふっ、てとらとみどりは、はやめに『ひなん』しましたね〜」





千秋「反抗期か！反抗期なのか〜!!?





それで、なんの話をしていたんだ!?」








鉄虎「ぜってぇ言わねぇッス」







翠「うん。守沢先輩に言ったら大変なことになる……」





千秋「な、なぜだぁぁあ!!!!」









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