1話 ページ2
…
ある日、クインクスは珍しく休日だった
私達が住んでいるシャトーのインターフォンがなった
琲世「宅急便かなぁ」
不知「サッサンも知らねーのかよ」
六月「俺が出ますね」
そう言って、玄関に行きドアを開けた
そこには、真っ白な少女がいた
大きな鞄と周りに大量の荷物が置いてあった
六月「い、家出してきたの…?」
そう言うと、真っ白な少女は背筋を伸ばして
「今日から、お世話になります。有栖川真です」
そう言って一礼
六月「俺は六月透…よろしくね。ちょっと待ってて!」
私は取り敢えず、先生を呼んだ
琲世「うわぁ、可愛い女の子」
初対面に言うのはどうかと思う
琲世「僕は佐々木琲世、よろしくね。真ちゃん。何歳?身長大きいね」
すると、真ちゃんは表情を歪めた
「…17ですけど」
え
琲世「てっきり、10代前半と思ってた…」
六月「それは失礼ですよ」
天使の様に可愛い白色の少女
琲世「あ、外で話すのもアレだし取り敢えず自室に送るよ」
そうして、自室に送った
大きな家具も全部一人で持っていって凄かった
一時すると、リビングに来てくれた
不知くんは頬を緩めている
才子ちゃんも上に同じく
瓜江くんは目を大きく見開いている
先生はニコニコしている
琲世「今日からシャトーに住む、有栖川真ちゃん。皆仲良くね」
学校みたい
早速不知くんと才子ちゃんが話しかけに行った
不知「俺は不知吟士!よろしくなマコト」
才子「あたい才子って言うねん!シクヨロ!」
…
真ちゃんは英語でかかれた本を読んでいて完全無視
「…」
不知「マーコートー!」
あれはうざい
「…」
不知くんですらも無視出来るって勇者だなぁ
一時すると、瓜江くんが話しかけた
瓜江「…お前、赫子のタイプは?」
読んでいた本を閉じて右腕を横に伸ばした
すると、パキパキと言う音がして真ちゃんの右腕には紫色の赫子が巻き付いていた
「…甲赫、剣にも出来るし盾にも出来るから便利です」
赫子がすっと綺麗に消えた
瓜江「Rc値は?」
「950です」
え、高い
瓜江「実践経験は?」
「有馬さんともぐら叩きに行って、Aレート5人ぐらいでSレートが二人素手で殺しました」
す、素手?
身体能力凄そうだなぁ
…
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作者名:両性愛者フューチャ | 作成日時:2016年5月8日 13時