今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:10,462 hit
小｜中｜大
4 ページ5
中学の卒業式も、もう間近に迫っている時だった。
あの日の放課後から、私はずっと女の子達が言っていた事が頭から離れなかった。
忘れようとしても、すぐに思い出してしまい、授業中何度も注意される始末だ。
きっともう卒業してしまえば会う事はない。
そう思っていたが、後々高校が同じになることを知った。
それを知って緊張と不安と、それから少しだけ喜んでいる自分がいて恥ずかしくなった。
中学は伏見君と一言も話さずに卒業した。
でももしかしたら高校生になったら話しかけてくれるかもしれない。
そんな期待を胸に高校へ入学したが、２年生になった今でも伏見君と話すことは無い。
きっと明日なら、そんなこと考えたって自分から行動しないと駄目なことは本当はちゃんと分かっていた。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←3
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楼 - すごく読んでいて楽しいです！！！！！！！！ありがとうございます！！！！！！！！ (2021年5月12日 22時) (
レス) id: 1a09596730 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶるーむ.ふぃーるど | 作成日時：2019年2月19日 17時
