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『……小烏、寝る』
「…おう？」
今何をしているかって？
夕餉だ、夕餉
小烏の目の前には全く手をつけていない食べ物が
流石に食べなきゃうちのゴリ…文系が怒るぞ…
「ちゃんと食べないと、戦えないじゃないか。ほら、座って」
歌仙がそう言い聞かせて座るも、小烏はまた立ち上がって言うのだ
『小烏は……ねる』
一人称は小烏、らしい。
まぁ、わかったはいいがなぜ、夕餉を食べようとしないのだろうか
やっぱり、刀だったからいらないと思っているのだろうか
「雛よ、夕餉は食べるものぞ………座れ」
『……』
「聞こえぬか、座れ」
小烏丸が圧をかけていえば小烏はすんなりと座った
やはり逆らえないなにかがあるのだろうか
それでも、小烏は食べ物に手をつけようとしない
ただ、見ているだけで何もしないのだ
「どうやったら小烏くんはご飯食べてくれるかな…無理矢理はちょっと…」
「茶菓子を一度食べさせてみるかい？」
「つーか、小烏って何が好きなんだ？」
俺と歌仙に燭台切はそう話していた
小烏が顕現した各本丸では小烏の対応について色々言われている
恥ずかしいから言ってないだけ
ツンツンツンツンデレだから言わないだけ
人付き合いが苦手なだけ
どれだけツンツンしてるんだよ
「主さん聞いて！」
「どーした、乱」
「小烏さんがお風呂で倒れちゃったの！浸かって2分で！！」
「はやっ！？」
急いでいけば、うちわを使って小烏の体温を下げようとしている者が何名かいた
そもそも何故二分で！？
「こりゃ、ちょっと頭捻るな…」
これから小烏の対応に悩まされることになるな
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中原三日月(プロフ) - 源氏兄弟と写しの心境がとてもよく分かり素敵なお話で考えさせられます。更新頑張ってください！応援してます！ (2019年8月19日 17時) (
レス) id: f8510eae2e (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - とても素敵なお話で楽しく読ませて頂いてます!!髭切と暗めの話が好きな自分にどストライクの小説で更新されるたびにワクワクして読んでいます！これからも更新頑張ってください!! (2019年8月19日 17時) (レス) id: e0cbedd7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自由陣 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rekishilov1/
作成日時：2019年3月25日 16時
