9本目。 ページ10
＊Aside＊
｢よし、2戦目行くど！！！｣
｢ふっ…行くどって｣
気合いを入れて立ち上がると、夏樹は吹き出す。
｢なによー、笑ってないでバイオエスケープの続きやろうよー！｣
｢はいはい、わかりましたよ｣
まだ笑っている夏樹はソファに置いてあったコントローラーを握り直した。
｢ゾンビ狩るぞー！！｣
｢これ一応ゾンビから逃げるゲームなんだけど…｣
銃持ってるのに逃げるとか主人公バカだね〜。
戦うために武器はあるんだ！！
｢行くよ夏樹っ！！｣
｢こっちはまかせろ！！｣
コントローラーを巧みに操り、ゾンビをなぎ倒していく。
さっき逃げるゲームだとか言ってたけど、実際1番狩りを楽しんでるの夏樹だからね。
｢A前見て！
ゾンビ来てる！！｣
｢えっ！？｣
あたしの画面には襲いかかってくるゾンビが目の前に。
やば、やられる…！
銃を構えた瞬間、バンっと銃声が響き目の前のゾンビが倒れた。
｢あ、ありがと夏樹！！｣
｢いいって！｣
夏樹、ゲーム上手だな…。
ゲーム実況者向いてそう！！
｢よいしょっと、おやすみなさいっ！！｣
｢よっこらせっ、いい夢見ろよっ！｣
あっという間に雑魚はほとんど狩り終わった。
あとは…
｢ボス戦、行くぞA！！｣
｢がってん！！｣
＊＊＊
くっ…流石ボス。
なかなかに強い。
どれだけ弾を撃ち込んでも避ける確率が高いし、ボウガンもあまり効果が無い。
唯一効果が大きい手榴弾も既に底をつきそうだ。
｢夏樹どうする！？
｢どうしよう…1度撤退するか…？｣
あたしは今までの経験が積んである脳ミソをフル回転させた。
…もしかして、こいつ。
あたしは装備品をハンドガンからスタンガンに変えた。
そしてボスのそばまで走りより、思いっ切りスタンガンを押し当てる。
さっきまでの余裕が嘘のように叫び声を上げ始めるボス。
こいつ、物理攻撃が効かないんだ！
電気を流せば痺れて弱る。
そういうことか！！
｢夏樹やったよ！｣
ぴょんっと飛び跳ねると、ぐらりと重心が傾く。
体が揺れ、重力によって身体が倒れていく。
｢A！？｣
｢へっ！？｣
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リみみ - ぽきさんは北川大雅です！上からでごめんなさい (2018年6月7日 20時) (
レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - 名無し君さん» (確かに…)て、テンパってそこまで頭が回らなかったということで！！ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - ミッキーさん» まぜちゃん… (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し君 - 鍵って大家(管理者)に頼べば合鍵で開けてくれるのでは？ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 3a9ab4d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - 『黄身ちゃんをヘラちゃんでまぜちゃん。』 (2016年12月1日 23時) (レス) id: b0dbcdb014 (このIDを非表示/違反報告)
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