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37本目。 ページ38

*ポッキーside*




ミルクさんと動画を撮り終わった後のこと。


いつも通り編集やらなんやらをして動画を作ろうと、パソコン画面に向き直った時。







祐介からLINEの通知が来た。

内容は『スイーツバイキングの招待券当てちった!
ペアチケットだから一緒に行かない?』


というもので。

スイーツ食べたいけど、ペアチケットだしぼっちで行くのは嫌だ!という祐介の気持ちを汲み取って俺も同行することになった。








今日の夜6時からっていうのには驚いたけれども。


すぐに支度をして、待ち合わせ場所で祐介と合流して会場へと足を進めた。





いまからスイーツを食べることは、正直そこまで乗り気ではないのだが


スープやピザもあるそうなのでその点は楽しみ。
















想像より遥かに綺麗なレストランの内装に若干ぽかんとしながら、通してもらったテーブルに着く。




隣では、若い男女のカップルが楽しそうにしている。

俺も彼女とかとこういう所来てみたいな…





A…、甘い物好きかな。

て何考えてるんだ俺は。







よく分からない思考回路に喝を入れた瞬間に、隣のカップルの女の人に声を掛けられて。


その声の持ち主は、なんとAで。








次々に色んなことが起こって若干ショート気味の俺の頭。


運んで貰ったリンゴジュースを1口飲んで、一旦落ち着くことに。








「奇遇だねー!!


まさかこんな所で夏樹と宮野さんに会えるなんてね!」


「席も隣って…もう偶然とかそんなレベルじゃないね」




いつもとどこか雰囲気の違うAをみて、何故かどくどくと心拍数が上がる中、必死に言葉を紡いだ。


今日、1段と可愛い、かも。










「Aちゃん、久しぶりだねー!!」



「宮野さん!


お久しぶりです!!」






祐介がAに向かって手を振る。


Aはそんな祐介を見て、ふわりと笑った。







「夏樹と宮野さん仲良しだね〜!」


「ん、そうかな?」






確かによく遊んでるけど。


ちらり、とAの目の前に座る男に目を移す。






「どーも、Aのお隣さんだっけ?」


「ど、どうも。

橘です」




俺の視線に気づいたのか、確か…清川とか言った男が声を掛けてくる。

たしか、Aの幼馴染…だっけ。

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リみみ - ぽきさんは北川大雅です!上からでごめんなさい (2018年6月7日 20時) (レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - 名無し君さん» (確かに…)て、テンパってそこまで頭が回らなかったということで!! (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - ミッキーさん» まぜちゃん… (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し君 - 鍵って大家(管理者)に頼べば合鍵で開けてくれるのでは? (2017年6月9日 7時) (レス) id: 3a9ab4d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - 『黄身ちゃんをヘラちゃんでまぜちゃん。』 (2016年12月1日 23時) (レス) id: b0dbcdb014 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルコ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年5月31日 1時

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