22本目。 ページ23
｢こんにちは！！｣
ドアを開けると、ニコニコと微笑むお隣さん。
｢あ、夏樹こんにちは！｣
天使のような微笑みを浮かべる彼の手には、見覚えのあるお皿が乗っていた。
｢あ、それ…
わざわざ返しに来てくれたの？｣
｢あ、うん！
美味しかったよ、ありがとう！！｣
はいっ、とお皿を手渡される。
綺麗に洗われたぴかぴかのお皿を受け取った。
｢こんなに綺麗に洗わなくてもいいのに…｣
｢汚れたまま返すなんてそんなことできないよ！｣
まぁ、確かにそうか。
うん。
｢わざわざありがとうね〜
宮野さんは昨日泊まっていったの？｣
｢いや、12時には帰ったよ。
仕事もあるって言ってたし｣
そうなのか。
宮野さんとももう少しお話してみたかったなぁ〜。
｢おーいA〜
誰が来たんだー？｣
突如リビングの方から飛んでくる声。
バカ、うるさいから大声で叫ばないでよ…
｢…誰かいるの？｣
奥の部屋を指さして夏樹はこてんと首を傾げる。
…イケメンがそういうことしてはいけません。
｢えとねー…幼馴染が…｣
｢よっす！
幼馴染みの清川でーす｣
いつの間にか隣に立っていた咲夜くん。
｢ぐえっ｣
何故か腕を肩に回されて、潰れたカエルみたいな声が出た。
｢な、なにするのさ！｣
｢スキンシップスキンシップ｣
あーもう…夏樹困ってるじゃん…。
完全に顔が引きつってるよ…。
｢えと、俺…用事思い出したから戻るねっ！｣
｢え、あ、ばいばいっ！？｣
夏樹は何故か猛スピードで隣の部屋に滑り込んでいった。
今だどこぞの芸人でいう『ニーブラ』状態のあたしは、回された腕の持ち主を睨む。
｢ちょっと、なんなの…
苦しいからやめてよね｣
｢お前首太くなったな｣
｢うるさい消えろ｣
あたしの首周りの腕を思いっきりつねってやった。
痛くて仰天した咲夜くんに腹パンをお見舞いする。
｢ここまでしなくても…｣
｢あたしの癒しタイムを返せ｣
夏樹といて和んでいた気持ちが台無しだ！と怒ると、
咲夜くんは何やら不満そうな顔をしていた。
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リみみ - ぽきさんは北川大雅です！上からでごめんなさい (2018年6月7日 20時) (
レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - 名無し君さん» (確かに…)て、テンパってそこまで頭が回らなかったということで！！ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - ミッキーさん» まぜちゃん… (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し君 - 鍵って大家(管理者)に頼べば合鍵で開けてくれるのでは？ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 3a9ab4d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - 『黄身ちゃんをヘラちゃんでまぜちゃん。』 (2016年12月1日 23時) (レス) id: b0dbcdb014 (このIDを非表示/違反報告)
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