18本目。 ページ19
＊ポッキーside＊
しばらく3人で雑談を続け、みやゆうとAがだいぶ仲良しになってきた時。
｢あっ………
もうこんな時間！？帰らなきゃ！！！｣
またまたいきなり立ち上がったA。
時計の針はもう10時を指していて。
｢ごめん夏樹、もう帰るね！！
今日はありがとう、楽しかった！
みやゆうさんもありがとうございました！｣
｢いえいえ〜また遊ぼうね〜！｣
｢気をつけて〜｣
パタンと玄関のドアが閉まる音が聞こえてつかの間の静寂が落ちる。
しばらく経って、俺がゆっくりと口を開く。
｢もうAと祐介会わせたくないわ…｣
｢え？ちょ、なんで！？｣
僕の発言に驚いて、わたわたとしだす祐介。
いや別に変な意味はないけども。
｢だって、俺をほったらかして話し込んでるし…｣
｢お？ヤキモチか？
このみやゆうさんに構ってほしかったのかぁー？｣
なぜか脇腹を肘でグリグリしてくる祐介の背中を殴り、冷ややかな視線を送る。
｢やめてその目。
すっごく悲しい気持ちになる｣
｢祐介が変態だからしかたない｣
そこまで言うことないだろー！？と反論を述べる祐介を置いて、1人リビングへと歩き出す。
やっぱりもうAに会わすのはやめよう。
祐介がなにを吹き込むかわからん。
机の上に置いてあったサイダーを飲む。
｢もー、そんなに怒るなってー！
大丈夫、Aちゃんは取らないからさ！｣
ぶふっ
先ほどまで口の中にあったサイダーが宙を舞う。
｢うわ、夏樹汚っ｣
｢あ、ごめん…
じゃなくてさ！！
なんでそんな話になるの？！｣
布巾でテーブルを拭きながら祐介を睨む。
すると、彼は首を傾げて
｢え、違うの？
てっきり夏樹はAちゃんが好きなんだと…｣
いやいやなんでやねん。
え、いやマジでなんで？
｢だって俺とAちゃんが話してるとき不機嫌そうな顔してたし…
今だって俺とAちゃんを会わせたくないとか言ってたし。
そう想わざるを得ないでしょ？｣
いやいやいや、ない。
…うん、絶対ない。
｢今日のはあれだよ、
せっかくAが来てくれたのにあんまり話せなかったから言っただけだよ｣
そう、断じて好きとかでは…。
ない、はず。
祐介の口が、何かを呟くように動いたが
俺の耳には届かなかった。
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リみみ - ぽきさんは北川大雅です！上からでごめんなさい (2018年6月7日 20時) (
レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - 名無し君さん» (確かに…)て、テンパってそこまで頭が回らなかったということで！！ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - ミッキーさん» まぜちゃん… (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し君 - 鍵って大家(管理者)に頼べば合鍵で開けてくれるのでは？ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 3a9ab4d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - 『黄身ちゃんをヘラちゃんでまぜちゃん。』 (2016年12月1日 23時) (レス) id: b0dbcdb014 (このIDを非表示/違反報告)
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