【実況者】お菓子なお隣さん。

11本目。 ページ12

その後もあたしたちは少しゲームの続きを楽しんだ。


太陽が傾いてくると、夏樹はこれから用事があると言って部屋に戻っていった。










あたしも動画撮らないと、と思っていたしちょうど良かったな。

もうちょっと遊びたかったなぁ…というのはあるんだけど。









｢今日のゲームは…っと｣


最近やってないし、スプラトゥーンでもやろうかな。

ガチマッチで勝つまでやめれない…みたいな。







うん、それがいいな。

そうしよう。








さっそくWii Uの中にスプラトゥーンのソフトを入れる。

コントローラーを引っつかみ、準備完了！！






マイクに向かって…



｢どーもみなさんこんばんは！


ミルクだぜー！




今日はとっても久々にSplatoon実況やってくよ！｣


さーて、ブキは何にしようかな？





｢そーだね、うーん。

よし、今日はバケットスロッシャーソーダ使っていくよ！｣





バケツ久しぶり過ぎて使い方も分からないかもしれない←


｢そうそう！


今回はガチマッチで勝つまでやめれません！という鬼畜企画をやっていきます！





なぜかあたしガチマッチだけはくっそ弱いから、まじでいつ終わるかわかんないよ？

あ、動画の再生時間確認しないで！！｣







さて、不安も残りますが…



｢1回戦、Bバスパークでやっていきましょう！｣
















〜〜〜〜〜〜〜〜〜


＊1回戦終了＊




…やらかしました。



1番やっちゃいけないことしちゃった。





｢勝っちゃったぁぁぁ！！！！｣




やばいよまさか勝つなんて思ってなかった…！

あたしの事だから、何があっても負けるとおもってたのに…





どーしよ、5分もないよこの動画！！



｢えー、なんと勝ってしまいました。


うん、あのね。

想定外過ぎる｣






でも、勝つまでって宣言しちゃったしなぁ…。

よし、今日はもう1本別の動画録ってあげてしまおう。







｢初めに宣言しちゃったし、この動画はこれで終わりにします！！

近い内にまたSplatoonやるから楽しみにしててね！




えと、また次の動画で！

じゃーね！！｣






マイクの電源を切り、録画ソフトも停止させてふぅーっと息を吐き出した。


やらかしちゃったなぁ…



撮りなおしした方がいいかなぁ…？

いや、でも視聴者さんに偽りたくないから…










このまま、編集頑張ろう。

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