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〜4〜(そらるside) ページ4

「「「いただきます!」」」








丁寧に手を合わせてそういうと、








それからはもう肉の奪い合い。








特に人気のあるタンは一瞬で姿を消した。






苦労して作ったからか、本当においしく感じた。









「そういえばさぁ」








急にセンラが話し出す。






「どした?」






「らいると志麻って、ほんとに付き合ってんの?」






「はぁ?」






志麻が少し反抗的な目でにらむ。







「あんた後で覚えときなさいよ」






そしてなぜかれをるも怒りだす。








「だってさ、俺たちの前では恋人っぽい事全然しないじゃんか」








たしかに...そうかもな。





イチャイチャとかも全然しないし。







付き合う前と変わらない感じがする。








「ビジネスカップルみたいだな」









センラがまたいらないことを...





ほら、れをるの目が光ってる。








「ちゃんと付き合ってるよ!人聞き悪いなー」





やっと志麻が言い返した。







すると調子に乗ったセンラが、








「じゃあ、らいるが志麻にあーんってして!」







「「はぁ?」」







らいると志麻が同時にキレる。







「そしたらカップルって認めてやる。




じゃなきゃ志麻を合コンに行かせまくるからな」








「え、それは...」







らいるは非常に迷った顔をして、




箸を手に取った。







「センラ見てろよ!」






らいるは大声でそう言うと、





近くの肉を箸でつかみ志麻に差し出した。







「え、え?」





志麻も驚いた表情を浮かべている。





「はい、あーん」





俺らはリア充のイチャイチャタイムを見せられただけだった。








そのあとはらいると志麻、





2人とも目を合わせて顔真っ赤。








彼女いるって羨ましいな...








「ほっとこうぜ、まふ」







そう言って何故かさっきから静かなまふの方を向くと、








「...え?」








それは、今まで見たことないような鋭い視線。






まるで狼が獲物をにらむような眼だ。






そしてその視線は、目の前の志麻に浴びせていた。









「おい、まふ。どした?」







俺がそっと肩に触れると、








「ん?なに?そらるさんも食べよ」








まるで機械のように表情が一変した。





優しそうに微笑む顔は、いつものまふだ。









「そ、そうだな」








じゃあさっきの目はいったい何だったんだろう。

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キキョウ(プロフ) - すごく面白くて続きが読みたいです!! (2022年4月2日 18時) (レス) id: b8a03f7fdd (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 続き早く書いて欲しいです!!!星も満点だし!このまま書かないのは勿体ないですよ!!! (2021年3月27日 18時) (レス) id: 0796101406 (このIDを非表示/違反報告)
つぶつぶメロン(プロフ) - ログインしてみました!っていうのだけです。 (2017年8月15日 15時) (レス) id: d4344cb44d (このIDを非表示/違反報告)
つぶつぶメロン - そもそも星つくのかなww (2017年7月16日 18時) (レス) id: 6872ac4879 (このIDを非表示/違反報告)
つぶつぶメロン - 皆さんコメントありがとうございます!気に入っていただけて何よりです!!私はログインできないのでこのまんまなんですが、もしログインできてたら何色の星の作者になってたのかなー、とか思いながら妄想を膨らませています... (2017年7月16日 18時) (レス) id: 6872ac4879 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つぶつぶメロン | 作成日時:2017年4月24日 19時

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