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滞在3日目
笑う余裕はほとんどなくなっていた。
食料に困らなかったにことがせめてもの救いだった。
「皆の部屋、掃除してこようかな」
気分転換で、掃除でもしようか。
そう思って掃除道具を手に取り、
いろんなところを掃除していった。
れをるは寝ていて、まふ君とセンラはそれぞれ広い部屋でなんかしてたから、
れをる以外の部屋を。
「ん？」
まふ君の部屋の前でふと立ち止まった。
ドアのわずかな隙間に写真が挟まっている。
ドアを開けようと思っても鍵がかかっていて開かない。
「なにこれ...」
その写真は、
まふ君以外のサークルメンバーで撮った写真。
確かこの時、撮ってくれる人が周りにいなくて
まふ君に撮ってもらったやつだ。
そんなに不思議じゃない。
けど、明らかにおかしかった。
私以外のメンバーの顔の所に、
わずかな傷がついていた。
たまたまとは思えないほどだった。
「なにしてるの？」
「あ...」
後ろを振り向くと、
そこにはまふ君が立っていた。
「僕の部屋になんか用？」
「いや、そ、掃除しようと思って！」
私はとっさに写真をポケットに突っ込んだ。
なんか、まふ君の目つきが怖い。
優しいんだけど、その優しさがちょっと怖かった。
なにかを企んでいるようだ。
「いろいろ散らかってるから僕が掃除するよ。
ありがとう」
「あ、そうなんだ...分かった」
なんか、耐えられなくなって
その場から逃げようとした
が、
「待って」
まふ君に引き留められた。
しっかり腕を掴まれて。
「どうした？」
「...らいるは出ていかないでね」
「え？どういう事？」
「あ、いや、サークルから出ていかないでねってこと」
「当たり前じゃん。出ていくつもりはないよ」
こんな最高なメンバーで、出ていくわけがない。
まふ君の目つきも、私がただ疲れているだけかも。
写真も、本当に偶然なのかもしれない。
仲間を疑うのは私も辛いよ。
.
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「あぶな...本音出そうだった...」
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キキョウ(プロフ) - すごく面白くて続きが読みたいです！！ (2022年4月2日 18時) (
レス) id: b8a03f7fdd (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 続き早く書いて欲しいです！！！星も満点だし！このまま書かないのは勿体ないですよ！！！ (2021年3月27日 18時) (レス) id: 0796101406 (このIDを非表示/違反報告)
つぶつぶメロン(プロフ) - ログインしてみました！っていうのだけです。 (2017年8月15日 15時) (レス) id: d4344cb44d (このIDを非表示/違反報告)
つぶつぶメロン - そもそも星つくのかなww (2017年7月16日 18時) (レス) id: 6872ac4879 (このIDを非表示/違反報告)
つぶつぶメロン - 皆さんコメントありがとうございます！気に入っていただけて何よりです！！私はログインできないのでこのまんまなんですが、もしログインできてたら何色の星の作者になってたのかなー、とか思いながら妄想を膨らませています... (2017年7月16日 18時) (レス) id: 6872ac4879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つぶつぶメロン | 作成日時：2017年4月24日 19時
