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第 1 章 ページ2

ありえそうなのは……トリップか誘拐?
その線しか思い浮かばない。

でも、トリップはないよね。
結構前に、『異世界の管理人』とか言う王道的なトリップサイトに登録したけど、半年くらいたってもトリップできなかったし、デマとか言う噂もあるからその所為ではないよね。

って、なると……誘拐?
でも、誰が私を誘拐するってなるし……
身代金とか無理だし。その前に私、逃げたし。

ごちゃごちゃとした頭が、ズキズキと痛くなってきた。いつもの頭痛だ。

でも、なんか、目も霞んで見える。寒いし、めまいも。
貧血かな?それとも、熱中症?
どっちにしろダメだ。

多分、今ふらふらしているだろう。
そんなことも気にせず、歩き森を抜けた。

森を抜けると、目の前に真っ青な海が広がっている。
近くには、日を避けられる休憩スペースがあった。洋風な椅子に机。屋根のようなものもお洒落だ。

「とりあえず……休もう」

頭を押さえ、休憩スペースに向かい歩く。
疲れた。てか、死ぬ。肩痛い。

カバンを足元におろして、机にひれ伏せる。
少し目を閉じた。
瞼の裏に映るのは、前いた場所での出来事。
お母さんとは日々、喧嘩してたなぁ。懐かしい。
アニメとか面白かったな。
今更、こんなこと思ってもダメだけど。

「ハァー」
ため息を吐く。
もう、精神的にも肉体的にも来てるんだな。なんて、1人納得をする。


「あかね?」
突然、背後から声をかけられた。
何処かで聞いたアニメ声。
……衣更真緒くん?

「は?」
驚いて、後ろを軽く向く。
ズキズキと痛む頭を押さえて目線を上げた。

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ももいちご。(プロフ) - 柊葉 美恋さん» いえいえ! 頑張ってください(^^♪ (2017年5月28日 23時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - ももいちご。さん» 擬人法と情景ですね…ありがとうございます!お礼遅れてしまい申し訳ありませんでした!これからも頑張ります。 (2017年5月28日 22時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - 少しずつ入れていくといいのかもしれません。あと、擬人法もあったほうがより味のある小説になると思います!! このくらいのアドバイスしか出来ませんが、これからも更新頑張ってください(´˘`*) (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - イベント参加ありがとうございます! あんスタは友達が好きなので少しは分かりました! 面白かったです! 1つアドバイスさせていただくならば「情景」が物足りなかったかな…と。しかし入れすぎてもこの小説の雰囲気を壊してしまうので、 (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - 日向サクさん» コメントありがとうございます!背後からギュは王道よね〜。期待に答えられるよう零が登場してくるところを増やして行きます!これからも宜しくお願い致します! (2016年10月19日 18時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊葉 美恋 | 作者ホームページ:(*/□\*)  
作成日時:2016年10月10日 15時

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