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「てことで放課後あいつの家行こうと思うんやけど、お前らどうする？」
「行くに決まってるやろ。」
「部活終わってからになるけどね。」
「でも今日は監督もコーチもおらんからいつもよりはよ終わるで。」
何だかんだ言って全員が森本の心配をしているらしい。気持ちは一緒で安心した。
「侑、治、銀、角名。ちょっとこっち来ぃや。」
放課後、部活の最中。頭を占めるのは森本のことだったが、それでも真剣に取り組んでいた矢先北さんに呼ばれた。
北さんに呼ばれたとなると、真っ先に頭をよぎるのは説教の二文字。今日は何をやらかしたかと必死に頭を回転させる。
「何やお前ら揃いも揃ってビクビクして。別に怒らへんよ。」
「え？」
「それとも何や？怒られる心当たりでもあるんか？」
「いえ！ないです！」
俺の声に合わせるように他の三人もぶんぶんと顔を横に振った。
「まあ、ええわ。」
「何で呼ばれたんです？」
「森本のことや。」
北さんも心配してたんか。
「最新部活だけやなくて学校にも来てへんのやろ。何かあったか知っとるか？」
「いや、俺らも何も聞いてないんすよ。」
「そうか。」
腕を組み、考える素振りを見せた北さんはしばらくしてからまた口を開いた。
「これから森本の家行ってきたってくれへんか。」
「え？でも、練習は、」
「もう片付けだけや。あとは何とでもなる。夜遅くに人様の家行くんも迷惑なるからな。」
キャプテンに言われたら、俺たちはそれに従うしかないわけで。北さんを安心させるためにも、と俺たちは急いで体育館を抜け彼女の家へと向かった。
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shinox2(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ (2021年10月6日 0時) (
レス) @page31 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - すいません誤字ってしまいました...これからも頑張ってください！ (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 前回の作品から来ました！めっちゃ続き楽しみです！これからも頑張ってくださ！！応援してます (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫女@桜 | 作成日時：2021年8月13日 0時
